124 東京

高市発言撤回を求め首相官邸前行動

 

「高市発言撤回!日中戦争を煽るな! 一二・四官邸前緊急行動」が首相官邸前で取り組まれた。憲法9条を壊すな!実行委員会などの取り組みとしては、一一月二五日に続き二度目の行動だった。主催者発表で三〇〇人が集まった。

司会の音頭でシュプレヒコール「高市政権、今すぐ退陣!」を上げた後、リレートークが始まった。「止めよう! 辺野古埋め立て国会包囲実行委員会」は、辺野古新基地建設、とりわけ展望のない杭打ち込みの現状と新たな土砂の投入による埋め立て強行を批判した。日本共産党の国会議員は、高市政権の大暴走を批判し、高市には首相の資質はないと述べた。

「学費値上げ反対全国学生ネットワーク」の学生は、今年訪中した経験を語り、戦争を拒否し、留学生に対する差別など排外主義に反対すると訴えた。八王子で活動している若者は、過去の戦争を反省し、戦争反対の声を上げ続けようと語った。

発言は続く。馬毛島軍事基地反対訴訟団弁護団は、工事による自然破壊と軍事基地化の危険性を指摘し、漁民が訴訟を起こした、工事を止めようと訴えた。平和憲法を守る荒川の会の森本孝子さんはスパイ防止法の危険性について述べ、高市政権を倒そうと訴えた。軍拡に反対する女の会は高市政権の戦争政策を批判した。大学非常勤講師の方、は安倍晋三とそっくりな高市の政治家としての不適格さを指摘し、過去の戦争という過ちを繰り返してはならないと述べた。

高市発言とその戦争政策に対する危機感、戦争反対運動が必要だという意識が民衆の中ではっきりと高まっていることを示す取り組みだった。ただし、発言は全体的に「戦争に巻き込まれたくない」といった被害者的観点が少なくなく、中国批判の混じる発言もまれだがあった。反戦運動の右傾化が静かに進んでいることに危機意識を持った。

 高市は今なお「台湾有事は日本の存立危機事態になりうる」という発言を撤回しておらず、それどころかますます軍拡・戦争体制づくりにのめり込んでいる。日本帝国主義の侵略戦争・植民地支配の歴史を総括し、プロレタリア国際主義に立脚して現在の侵略戦争体制づくりと対決する闘いの構築が急務だ。

 高市早苗は一一月七日の暴言を撤回しろ! 「台湾有事」論、「台湾有事=日本有事」論粉砕! 日米による中国侵略策動反対! 日本の軍事大国化反対! 日米安保条約粉砕!