■『戦旗』1689号(2026年4月5日号)
3・7 京都
バイバイ原発3・7きょうと
三月七日午後、京都市内で「バイバイ原発3・7きょうと」が開催された。寒風吹きすさぶ中、会場の円山野外音楽堂には、一〇〇〇人もの人々が結集した。
集会では六人の方からアピールを受けた。そのなかで、いわき市議で脱原発福島ネットワーク世話人の佐藤和良さんは、一五年前の津波災害及び原発事故が今なお住民に大きな負担を強いている現状や、国と東京電力に対して責任を問い続けていることを報告した。原発賠償訴訟京都弁護団の方は、原子力規制委員会や政界は3・11以前の「原発安全神話」に逆戻りしていると厳しく批判すると同時に、大飯原発1号機、2号機の廃炉決定(二〇一七年)の例を挙げ、市民の力に確信をもってこれからも脱原発に向けて取り組んでいく、と発言した。
この他、若者気候訴訟のメンバーは、社会正義とは公平であることを含み、数の論理ではなく当事者の声を反映した対策を講じることが必須である、との力強く発言した。次世代を担う若者からの発言には、これからの活動への希望を大いに感じることができた。
これらの発言を受けて、以下の四点を内容とする集会決議が提起され、拍手で確認された。すなわち、①福島原発事故によって奪われた暮らし・健康・環境・地域社会を国と東京電力に償わせよう。②若狭の老朽化原発をはじめ、すべての原発の稼働・再稼働をやめさせよう。③核燃料サイクル計画の失敗を認め、新たなエネルギー政策の構築に向けて議論を深めよう。④省エネと再生可能エネルギーで気候危機を打開しよう。一日も早く脱原発社会を実現しよう。
集会後には京都市役所までのデモ行進が行われ、すべての原発の廃炉を沿道の市民に訴えた。