■『戦旗』1689号(2026年4月5日号)

3・8 大阪
あらゆる核と原発に反対して
さよなら原発関西アクション


さる三月八日、大阪中之島公園の女性像前で、「さよなら原発関西アクション」が約四〇〇名の結集で開催された。主催は同アクション実行委員会。原発事故から一五年、京都・滋賀・三重・奈良、並びに全国各地の集会と結んで取り組まれた。

集会冒頭、主催者から、アメリカとイスラエルによるイラン軍事攻撃に抗議し、あらゆる核と原発に反対するものとして本日の集会を取り組もう、という呼びかけがあった。

その後、脱原発福島ネットワーク世話人の佐藤和良さん、「原子力発電に反対する福井県民会議」事務局次長の石地優さんの報告を受けた。佐藤さんは福島の現状を報告するとともに、避難者を切り捨てる政府の政策を批判した。石地さんは若狭の原発敷地内での使用済み核燃料の乾式貯蔵施設の設置策動に触れ、これを止めれば若狭の原発は止まると訴えた。


続いて、社会の矛盾や理不尽に立ち向かう長野たかし・あやこさんの唄を聴く。さらに、福島からの原発避難者で原発賠償関西訴訟原告の菅野みずえさん、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパンのあこさんがアピールした。

原子力緊急事態宣言はいまだに解除されておらず、少なくとも二万四〇〇〇人の方々が避難の継続を余儀なくされている。子どもや大人の被ばく、事故で溶け落ちた核燃料や放射能汚染水の海洋放出の問題など、福島原発事故は一五年が経つ今も決して終わっていない。それらを確認し、原発の再稼働・新増設に反対し、原子力に依存しない未来、だれもが差別も抑圧も受けない未来に共に進もうという集会宣言が採択された。

参加者はその後、「政府・東電は原発事故の責任をとれ!」、「原発いらない!」とシュプレヒコールをあげ、西梅田公園に向かってのデモに出発した。