■『戦旗』1691号(2026年6月5日号)

5・13 三里塚
さらなる農地強奪を許すな
「強制収用」粉砕を掲げて菱田デモ



五月一三日、統一委員会行動隊と現闘団は、三里塚闘争を闘う仲間とともに、反対同盟が呼びかけた「『強制収用』粉砕! 5・13菱田デモ」に決起した。

午前一〇時に市東さん宅に結集し、反対同盟のあいさつを受けた。伊藤信晴さんが「工事実施計画からすれば、昨年の五月には本格工事に入っているはずだが、丸一年遅れている。国道二九六号線の付け替えとか、芝山から多古に抜ける道路、あるいは、第3滑走路の先端など、ポイントとなる場所において住民が反対している」と指摘した。

続いて萩原富夫さんが次のように発言した。「昨日に続いての連続闘争となる。土地収用法適用の検討に対して、県庁デモ、フィールドワークに合わせた菱田デモを闘う。市東さんをはじめ私たち反対同盟農民、そして東峰には島村さんもいる。残ってがんばっている者には、恐怖であるし、絶対に許せない。第3滑走路建設が思うように進まないから強制収用だという安易な発想は、大きな間違いだ。七一年の強制代執行から五〇年以上、土地収用法の適用を許していない。この力関係を崩さず闘う。戦争情勢の中で、戦時徴用にもつながる問題だ。反対同盟として声をあげ、反対する地域住民との連帯を込めてデモを闘う」。

市東孝雄さんは、「富夫さんが同盟としての思いを全部言ってくれた。私から言いたいことは、空港会社の言っているようには地域の発展はない、ということ。これからも声をあげていく」と発言した。

以上のあいさつを受けて、滑走路北側の東関道のトンネル化工事区域へ車を連ねて移動した。そして、まさに空港機能強化に加担する工事業者に対して、弾劾のシュプレヒコールを叩きつけた。 

その後、菱田に移動して、午前一一時より、宣伝カーを先頭にデモに出発した。約一〇〇人のデモだ。「第3滑走路建設粉砕!」、「空港機能強化粉砕!」、「強制収用を許さないぞ!」、「地域住民とともに闘うぞ!」のシュプレヒコールをあげる。移転対象の東部落を回り、鈴木幸司さん、謙太郎さんが安らかに眠る中郷部落の墓地までのデモを戦闘的に闘い抜いた。解散地点で、動労千葉、関西実行委の方々からの発言を受けて、団結がんばろうで締めくくった。

反対同盟を先頭に、「強制収用」粉砕! 第3滑走路粉砕! 空港機能強化阻止の決意をあらためて打ち固めよう。六〇周年を迎える三里塚闘争をさらに発展させようではないか。反対同盟の呼びかける6・21農楽まつりに集まろう。