■『戦旗』1691号(2026年6月5日号)

4・12東西で共産同(統一委)政治集会を開催/党の変革と飛躍を誓う

共産主義者同盟(統一委員委)は四月一二日、東西二か所で二〇二六年の同盟政治集会を開催した。党の変革をおし進め、あらゆる差別とたたかい、プロレタリア国際主義に立脚して階級闘争と共産主義運動の前進を切り拓いていくという決意の表明が続いた。

関東政治集会

東京都内で開催された関東政治集会では、最初に司会が開会あいさつを行い、グランドルールを読み上げた。そして、脱落派の言うところの「分党」をわれわれは認めていない、脱落派は差別糾弾闘争と反差別解放運動からの逃亡だった、と断じた。

連帯あいさつとして、遠藤憲一弁護士が米帝のベネズエラとイランへの侵略、および、スパイ防止法を批判した。また、三里塚の状況について、「血まみれの強制執行など絶対に許されない。法的に見ても社会的に見ても絶対に認められない。強制収用攻撃に対しては実力阻止で闘おう。第3滑走路建設を粉砕しよう」と訴えた。労働者共産党の方は、「国家と階級のない協働社会を目指す仲間として連帯を表明する」、「革命の準備に共に奮闘しよう」とアピールした。

続いて、フィリピン民族民主戦線、三里塚芝山連合空港反対同盟の市東孝雄さん、日韓民衆連帯委員会、共産同(首都圏委員会)の連帯メッセージが読み上げられた。
さらに、差別恫喝ハラスメント事件の被害当事者が、ハラスメントと差別の中身とそれに至る過程を改めて振り返り、何がハラスメントで何が差別なのかを指摘した。そして、脱落したグループだけでなく、残留した人々にも党組織としての責任があると厳しく批判した。

休憩の後、基調報告が提起された。それを受けて各戦線からの発言がなされた。

「侵略反革命と闘う障害者青年同盟」の同志は、医療観察法撤廃に向けて闘うこと、生活保護法引き下げ策動を許さないこと、日本政府による性的マイノリティーへの攻撃と断固として闘う、とその決意を表明した。首都圏地方委員会は、沖縄解放闘争、パレスチナ連帯闘争、帝国主義の侵略反革命に反対する抗議行動、反入管体制運動に取り組んできたことを報告し、ノー・ヘイトの社会を実現しよう、裁量労働制の拡大を阻止しようと訴えた。日本反帝戦線三里塚現闘団は、市東さんの農地を守り抜く、控訴審が始まる耕作権裁判に絶対勝つ、三里塚闘争の反帝闘争としての側面を再確認し、強制収用攻撃を許さない、脱落派を許さない、反戦・反差別、沖縄連帯、排外主義反対の行動に立ち上がっていくとアピールした。国際部からは、アジア共同行動の運動を支持し、これに連帯しながら、プロレタリア国際主義を実践していくという発言があった。

集会スローガンを採択した後、司会が閉会のあいさつを行い、最後にインターナショナルを斉唱して政治集会を終えた。

関西政治集会

今年の関西政治集会は、米帝―トランプ政権の戦争犯罪と日帝―高市政権のとめどない大軍拡という情勢のなかで開催された。同時に、共産同(統一委員会)から脱落派が逃亡した後に開かれる最初の政治集会でもあり、現段階での私たちの進路と課題を最大限提起する形で開催された。

集会の最初に、日頃、共に闘う四人の方々からの連帯発言を受けた。まず、反原発運動の大きなうねりを創るために先頭で闘っている木原壯林さんからの発言を受けた。木原さんは、原発全廃の闘いは資本主義打倒の闘いであり、インターナショナリズムの旗を掲げて闘おうと訴えた。釜ヶ崎パトロールの会として発言した仲間は、孤独死が増加しており、大阪でも炊き出しに来る人たちの数が減り、家の中で孤立して亡くなっていく状況がある。ミサイルを買うくらいなら、食えない人々にまわすべきだと訴え、世界中で立ち上がっている人々と共に闘おうと呼びかけた。

この日は、祝園弾薬庫問題での取り組みと重なったため、反戦・反貧困・反差別共同行動代表世話人の新開純也さんと、アジア共同行動日本連絡会議共同代表の瀧川順朗さんからは、文章で連帯発言が寄せられた。どちらも、世界が大きく変わりつつある現在、帝国主義の侵略戦争、植民地主義、排外主義と闘い、世界の民衆と連帯する反帝国際主義の闘いを前進させ、社会的労働運動と結合して、ラディカルな社会変革をめざそうという、私たちへの激励が示された熱い連帯の表明だった。

その後、このかんの党内闘争と脱落派の発生を捉え返し、共産主義者同盟(統一委員会)をトータルに変革していくことを決意する単一の政治集会基調が提起された。この日、関東でも政治集会が開かれており、脱落派の差別ハラスメント問題の被害当事者からの報告資料が関西政治集会でも共有された。

休憩を挟んで、海外からフィリピン革命勢力であるフィリピン民族民主戦線、国内からは三里塚芝山連合空港反対同盟の市東孝雄さんの連帯メッセージが代読された。

さらに、青年運動、労働戦線、国際部からそれぞれ課題となっている問題が提起され、最後に関西地方委員会の決意表明が行われた。基調報告やこれらのアピールについて、内外から質問や批判的意見も出された。いわゆる政治集会らしくないかもしれないが、私たちは様々な批判と提起を受けながら、自己変革を進め、新しい党を創っていく決意だ。遠隔地からオンラインで参加した同志たち、忙しい日常活動の合間を縫って会場に結集した関西の共に闘う友人の皆さんと共に開催した二〇二六年関西政治集会は、そのための一歩となった。