■『戦旗』1692号(2026年7月5日号)

5・31 舞鶴
トマホークミサイル配備やめろ!
二八〇〇人で海自舞鶴基地を包囲


五月三一日、「ウクライナ、ガザ、イラン… 私たちは2度と戦争をしたくない! トマホークミサイルは必要ですか? 5・31ピースアクションin舞鶴」が同実行委員会の主催で開催された。

正午からは海上自衛隊舞鶴基地を取り囲むヒューマンチェーン・アクションが、関西各地・全国から参加した二八〇〇人の結集で勝ち取られた。その後、午後一時三〇分からは、舞鶴市総合文化会館ホールと前島みなと公園の二会場で、トマホーク配備反対集会が開催された。

この行動は、京都府北部の海上自衛隊舞鶴基地に所属する二隻のイージス艦に今年度中にも米国製巡航ミサイル・トマホークを配備しようとする計画に反対して闘われたものである。

舞鶴基地では、イージス艦へのトマホーク配備に加えて、ミサイル弾薬庫四棟の増設や基地強じん化として司令部機能の地下化などが計画され、敵基地攻撃能力を持つ軍港として飛躍的に強化されようとしている。また、京都府南部の精華町にある陸自祝園分屯地では全国最大の一四棟の弾薬庫増設が計画されているが、それは舞鶴に配備予定のトマホークミサイルの保管のためとも言われている。祝園分屯地と舞鶴基地は、高速道路で二時間あれば到着できる。祝園では昨年一〇月に全国からの結集で大集会が行われ、「次は舞鶴で!」が合言葉になって、今回の舞鶴現地での取り組みとなった。

米国とイスラエルによるイラン攻撃では、米軍のトマホークミサイルが使用された。そのため、トマホークが敵基地攻撃の武器であること、また、そのような危険な兵器を配備する基地が攻撃の対象となることがより身近な問題となり、舞鶴市民をはじめ多くの人々が危機意識を高めるなかでの取り組みとなった。

前島みなと公園でのトマホーク配備反対集会では、オープニングで川口真由美さんがミニライブで反戦を訴えて集会を盛り上げた。主催者あいさつを行った舞鶴平和委員会の高橋一郎さんは、「トマホークが向かう先には私たちと同じように市民がおり、日常生活がある。私たちは加害者になりたくない」とトマホーク配備への反対を強く訴えた。

その後、神戸港の軍事利用を許さない会、京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク、米軍基地建設を憂う宇川有志の会など、京都・関西での戦争体制づくりと現地で闘う諸団体からのアピールが行われた。また、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会、ピースリンク広島・呉・岩国、富士にミサイルやめて!の会・静岡、さらに沖縄、熊本、大分、岐阜、愛知、横須賀など、基地強化や軍港化と闘う市民団体が次々とアピールした。

最後に、「武力では決して平和は守れない。これが歴史の教訓です。……さらにつながりを広げ、戦争への道にストップをかけましょう」と訴える集会宣言を採択してこの日の行動を終えた。高市政権の下で加速する「戦争する国づくり」に対して、全国各地から反撃の闘いが報告され、連携が深まる取り組みとなった。