■『戦旗』1692号(2026年7月5日号)

6・19 大阪
韓国オプティカル労組争議の勝利へ
日東電工株主総会に日韓共同行動

韓国オプティカルハイテックの親会社である日東電工の株主総会が六月一九日に大阪で行なわれた。前日には、早朝から日東電工茨木事業所前で申し入れが行なわれた。株主総会当日は、おおさかユニオンネットワークの呼びかけで、午前九時からJR大阪駅近くのグランフロントビル北館前で、約三時間にわたって大阪をはじめ関西各地や愛知、東京などから集まった労働組合、市民団体、個人が、韓国オプティカルハイテックに解雇された組合員当該や民主労総金属労組からの参加者と共に声を上げた。

日東電工は100%子会社の韓国オプティカルハイテックの労働者を、火災を口実に使い捨てた上、一度も話し合いに応じないまま、現在も七人の労働者の雇用継承を頑なに拒否している。

株主総会対応闘争は三年目で、解雇された韓国人労働者と支援者が株主となっている。しかし、一〇時からの株主総会に出席するため、株主である組合員と支援者が地下階の株主総会会場に降りようとすると、地上では下りエスカレーターに乗ることを警備員が妨害し、地下では警備員がロープを持ち出して韓国側株主の入場を制止しようとするなど、過剰できわめて暴力的な妨害行為を行なった。正規の手続きを経て株主となった組合員を暴力で排除する行為は日東電工の企業価値を大きく毀損していると、会場に入る他の株主たちにも訴えた。

報道によると、株主総会の数日前に、韓国労働部は、韓国オプティカルハイテックの清算事務所に家宅捜索を行った。そのこともあって追い詰められた日東電工が、質問状を携えた株主組合員の入場を、何が何でも阻止するという行為に出たのだ。

グランフロント前に集まっている支援者たちは、韓国労働者の声をまったく聞こうとしない日東電工の姿勢がどれほど不当なものか、またそれを許している日本社会について、通行する労働者や市民、観光客に向けて訴えた。そして、発言やチラシ配布を続けながら、株主総会の会場に入った日本側株主が戻ってくるのを待った。やはり酷い妨害を受けたが最後まで闘い抜いたという報告を受け、抗議のシュプレヒコールで継続する闘いを約束して、株主総会場前での抗議行動を終了した。