■『戦旗』1693号(2026年8月5日号)
6・21 東京
ヘイトにNO!
国会前アクションに六五〇名が結集
六月二一日、国会前で「ヘイトにNO! 全国キャンペーン」の集約となる国会前アクションが開催された。この日、国会前には移住労働者をはじめ多くの労働組合員や市民、約六五〇名が結集し、国会に向けて「ヘイトにNO!」の声を上げた。
このキャンペーンは、平和フォーラムが主催した今年二月一一日の「建国記念の日」を考える集会からスタートし、署名運動を軸に全国での取り組みが積み重ねられてきた。
昨年七月の参議院選挙を前後して、ヘイト言動が大きな社会問題となった。選挙を利用して候補者らが公然と振りまく外国人排斥の言動の多くが根拠のないデマだったが、こうしたヘイト言説を振りまく政治勢力が少なくない議席を獲得していった。一〇月に発足した高市政権は外国人への規制強化を推し進めている。「ヘイトにNO! 嘘やデマにはファクトチェックを!」を合言葉に全国に広がったキャンペーンは各地で集会やアピール行動を積み重ね、約四か月の短期間のうちに一四万筆を超える署名を集めた。
六月二一日の国会前アクションでは、開会あいさつに立った全労協の関口広行事務局長が活動の経過と、六月一八日の「ヘイトスピーチと闘う国際デー」に政府・法務省に署名を手渡したことを報告した。平和フォーラム、外国人人権法連絡会の師岡康子弁護士、反貧困ネットワーク、下町ユニオン、日本キリスト教協議会、神奈川シティユニオン、など多彩な発言が続いた。途中にジャズやラップ、ブラジル人コミュニティの人たちの歌などを織り込みながら、集会は大きく盛り上がった。
最後に、移住者と連帯する全国ネットワークの鳥居一平さんがまとめの発言を行い、参加者全員で「ヘイトにNO!」のプラカードを掲げて、国会に向けて声を上げた。