■『戦旗』1694号(2026年9月5日号)

8・22 京都
反弾圧京滋が講演集会
治安立法と対決し裁判闘争の勝利誓う


八月二二日、キャンパスプラザ京都で、「夏の『反弾圧講演会』」が開催され、約五〇人が参加した。主催は「労働組合つぶしの大弾圧を許さない! 京滋実行委員会」。

まず、主催者から「昨年二月に地裁で無罪判決が出た京都三事件の控訴審判決が今年一〇月五日に大阪高裁で出される。ここでも無罪判決を勝ち取って、弾圧は不当であった、労働運動として正しかったということを示して、今後の闘いに立ち上がっていきたい」というあいさつがあった。

続いて、弁護士の中谷雄二さんが「『国家情報局・国家情報会議』って何?」と題して講演を行った。

中谷弁護士は、「高市政権は、国家情報会議と国家情報局を設置することで、情報機関を統一し、巨大な権限を与えて、情報の統制・操作を強化しようとしている。いわば戦前の内務省の復活だ。次に焦点になるのは、対外情報庁の設置と外国代理人登録法で、外国の団体とのつながりを理由に人権団体も監視・検挙の対象にしようとするものだ、それが反政府的な言動を抑え、潰すために使われることは間違いない」と現政権の動きの危険性を指摘した。

さらに、「高市政権はかつては言えなかった露骨な狙いを表に出してきている。約四〇年前のスパイ防止法反対運動に学び、様々な手段、創造的な方法で、その危険性を広く伝えいく必要がある」と訴えた。

質疑の後、発言に立った連帯労組関生支部の湯川委員長は、「こんなことが事件になるのか、という当たり前の労働組合活動が事件化された裁判となっている。一〇月五日に控訴審判決が出るが、当然無罪の判決が出ると確信している。今後も組合に対する弾圧は予想されるが、関生支部はこれからもしっかり闘っていく」と決意を表明した。