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  東京 10・21

 戦争・基地・差別に反対しよう!

 品川駅で女性たちが情宣

2012年10月

                                                                                 




                                        東京・読者



 去る十月二十一日、品川駅頭で情宣活動を行いました。
 私たちは、この秋に首都圏で活動する女性有志数名で、各地で闘う女性の皆さんに「あらゆる女性差別に反対する 女性の総行動」を呼びかけました。今、独島や釣魚台のいわゆる「領土問題」をてこに差別・排外主義が吹き荒れています。その差別・排外主義の大きな標的とされているのが日本軍「慰安婦」問題であり、元「慰安婦」の被害女性に対する誹謗中傷が展開されています。また、米兵によって性暴力や基地被害が繰り返されています。その他にも福島第一原発事故による被曝の問題、貧困・格差の拡大など、女性にとってますます生き辛くなりつつある今だからこそ、そのようなあらゆる女性差別に対して女性たち自身で声をあげていこうと呼びかけたのです。
 十月二十一日の情宣はこの「女性の総行動」の首都圏での取り組みとして行いました。
 女性への訴えを書いたビラと十一月岩国行動のビラを配りながら、岩国での基地拡張と米軍住宅建設の強行や沖縄へのオスプレイ配備強行といった米軍再編による米軍基地強化の動き、それに対する岩国住民の皆さんの粘り強い闘いについて紹介し、基地・軍隊は私たちを守らない、アジアからの米軍総撤収を求めようと訴えました。また、十月十六日に沖縄で発生した米兵による暴行事件に対しての抗議・糾弾も行いました。
 短い時間ではありましたが、掲げていた色鮮やかな「軍隊と性暴力を許さない」という横断幕を見て、ビラをもらいに来てくれる女性などもいたそうです。
 情宣を行ったこの日は、一九九五年に沖縄で起きた少女暴行事件に対する十万人規模の「県民大会」が開かれた日でした。あの痛ましい事件から十七年経った今も沖縄で、岩国で、神奈川で、周辺の住民たちは同じように基地被害の危険にさらされる生活を余儀なくされています。改めて軍隊・基地は私たちを守らないことを確認し、各地の反戦・反基地を闘う皆さんと固く連帯して、アジアからの米軍総撤収を実現するまで声をあげていこうと思いました。

  

 

 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006-2007, Japan Communist League, All Rights Reserved.

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