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  3・10〜13  山口

    
反戦・反原発掲げ連日の取り組み

2013年3月

                                                                                 




                                              山口の読者


 ●3月10日

 上関原発の即刻中止を
 集会・デモに300名結集


 三月十日、「上関原発の即刻中止を!3・11フクシマを忘れない!!in上関集会」が上関公民館で開かれた。三百名近い人が集まり、会場に入りきれない人が外まであふれていた。主催は「原発に反対する上関町民の会」「上関原発を建てさせない祝島島民の会」「原水爆禁止山口県民会議」「長島の自然を守る会」である。
 集会では福島県郡山市で有機農業をされている中村和夫さんの報告があった。中村さんの家は震災の被害は免れたが、東京電力福島第一原発の大事故のせいで、農作物が売れなくなったそうだ。中村さんは「福島原発の事故は事件です。しかし誰も責任を取っていない。私たちは東電や国に責任を取らせるため、告訴をすることにしました」「この二年で原発はいらないと心で思っているだけではだめだと分かりました。声を出し、行動することが大切です。上関の人達は三十年も行動し続けているので凄いと思います」と話された。祝島島民の会の清水代表からは、「フクシマの事故があり、もう上関に原発はできないと思っていました。しかし、安倍政権は上関に原発を造ろうとしています。私たちは今後も原発を造らせないために頑張りますのでご協力下さい」と力強い発言があった。集会の最後にすべての原発の廃炉や上関原発建設の即刻中止を求める集会宣言を採択した。集会後、町内でデモ行進をした。祝島の人を先頭に「原発はいらない」「きれいな海を守ろう」「知事は公約を守れ」などの声を上げながら、ゆっくりと歩く。最終地点では祝島島民の会の清水代表の「上関原発をつくらせないぞ!エイ、エイ、オ〜!」のコールでデモは締めくくられた。


 ●3月11日

 いちいちウォーク
 反戦・反原発・反天皇訴える


 三月十一日は、いちいちウォークを行った。戦争はイヤだ!市民の会は二〇〇一年九月十一日以降、毎月十一日に反戦・反原発などを訴えながら山口市内でデモ「いちいちウォーク」を行っている。三月十一日も山口市民会館→商店街→市民会館をデモ行進し、終点でリレートークを行った。ある参加者は「今日の追悼式では天皇が話をし、『君が代』が流れた。子どもの学校では『日の丸』の半旗が揚げられた。震災を利用した天皇制、国家意識の押しつけに反対していこう」と発言した。また飛び入りの参加者が「いろいろな原発に反対する団体が繋がりあって、上関原発建設を阻止しよう」と発言した。


 ●3月13日

 上関原発SLAPP訴訟
 裁判後、県庁包囲し抗議行動闘われる


 三月十三日、中国電力が祝島島民や上関原発に反対する人を訴えたスラップ訴訟が山口地裁で開かれた。三十五席しかない傍聴券を求め、百十三名が集まった。私は見事に外れたので裁判を見ることはできなかった。裁判終了後、山口県労働者福祉文化中央会館で「『止めよう上関原発!守ろう命の海!』上関原発現状報告とミーティング」が行われ、二百五十名が参加した。主催は上関原発阻止被告団・弁護団、上関原発を建てさせない祝島島民の会である。
 弁護士の報告では「この裁判は原告より被告の方が元気が良い。原告である中国電力は裁判を引き延ばすことを目的にしている。多くの人が傍聴することで我々弁護士や被告の力になるし、裁判所への圧力になる。今後も傍聴をして欲しい」と話された。社民党の佐々木県議は、先日開かれた県議会で山本山口県知事が山口県のことを「安倍政権の足下」と言ったことを激しく批判した。飯田哲也(てつなり)さんは「電力会社も本音では原発を続けたくないと思っているのではないか。東京電力福島第一原発の大事故を見れば経済的に負担になるのは分かっている。ただ、電力会社からは原発を止めると言い出しにくいのでは」と発言された。
 ミーティングの後、県庁包囲行動に行った。すでに多くの人が「原発いらない」のコールをしていた。若者が中心のこの取り組みは今までの上関原発反対集会とは少し違った趣があった。歌あり、踊りあり、発言あり、コールありで賑やかだった。県の職員が「警告」とかかれたプラカードを何度も参加者に見せたが、二時間半近く抗議をし解散した。この取り組みに主催者はいない。
 これまで山本山口県知事は、中国電力が上関原発を目論む田ノ浦の公有水面の埋立免許の延長申請を「認めない」と言ってきた。しかし、安倍政権になったとたん態度を豹変させ、判断を一年先延ばしにした。安倍政権は原発の新設をも目論んでいる。我々は祝島島民と共に上関原発建設を阻止し、安倍の原発政策を足元から崩していく。
    

 

 

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