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誰もが生きられる社会の実現を
12・27京都デモに参加して

2020年12月
                                                                                 

                                              

                                       ●在関西AWC会員


 年末も押し迫る一二月二七日に京都市内で行われた「誰もが生きられる社会を 12・27京都デモ」に参加しました。
 デモを主催したのは「京都市役所前座り込み行動」です。昨年四月以来、京都市役所前では毎週水曜日の午後に、政府や京都市に対して「すべての人に十分な生活保障を!」「誰もが生きられる社会を!」といった要求を掲げての座り込みが取り組まれてきました。毎週のように参加して取り組みを支えている方々もいますが、SNSなどで行動を知った人の新たな参加も続いています。その継続した活動の一環として、昨年六月に続いて二度目となるデモが取り組まれることになりました。
 デモの案内チラシには「今まで様々な人が直面していた生きづらさ、格差や差別がこのコロナ禍で増大し、いかに政治が私たちの生活に直結しているのかが明らかになりました。私たちは街頭に姿を現し、日本政府・地方自治体・(地域)社会に向けて要求を訴えていくことが必要です」とあります。
 デモ出発前の集会では、コロナ生活補償を求める大阪市役所前座り込み行動の方や、廃寮攻撃と闘う京大吉田寮生からの発言、朝鮮学校への幼保無償化・高校無償化制度の適用を求める訴えなどがありました。デモではさらに、軍事ではなくて医療や福祉に予算を回せとともに、外国人や障害者、セクシャル・マイノリティーへの差別反対などのコールが響き、また、京都市は観光開発ではなく市民の生活への保障を、との訴えもありました。
 差別と抑圧をなくし、本当に「誰もが生きられる社会」の実現に向けて、街頭での行動を続けていきたいと思っています。
  

 


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