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                                                                               2009年5月1日
ISA(国際連帯会合)メーデー・メッセージ

 フィリピンで開催された第25回ISA(国際連帯会合)が、メーデーにさいして全世界の労働者に向けて連帯メッセージを発表しました。『戦旗』編集局の責任で全文を掲載します。



 
  ●全労働者にたいするISA(国際連帯会合)からの挨拶


 国際労働者連帯の偉大な日であるメーデーにおいて、ISA二五周年の全参加者は心からの挨拶を皆さんに送ります。本日、私たちは全人民のより良き世界を築くために、私たちの要求を高く掲げています。

 オーストラリア、ベルギー、カナダ、コロンビア、ドイツ、香港、インド、日本、マレーシア、ニュージーランド、韓国、スペイン、台湾、トルコ、そして米国から来た私たちは、飢え、貧困、失業、増大する雇用不安、不正義に対し闘い続けるために、労働者勢力を奮い立たせています。

 私たちは、労働者、農民、先住民、学生、女性、すなわち人民の大いなる多数者にとっての自己決定権、民主主義、平和、福祉に勝利する闘いを前進させています。

 力を集中しながら、帝国主義は、私たち人民に彼らの危機への支払いをどのように行なわせるのかという計画の会合を行なっています。労働者の超過搾取、環境と人類の荒廃化を通じながら、過剰生産、投機、富の過度な集中によって引き起された金融、エネルギー、食料の危機なのですが。

 外交政策の軍事化は戦争の脅威を増大させています。

銀行、国際的投資家、多国籍企業への帝国主義政府の対応は、即座に行なわれています。即ち、資本家が労働者に悲惨な犠牲を押しつけ、会社を救済できる、そのような大規模な支援、資本注入、免税です。

 労働者の大量解雇、彼ら彼女らの自宅の差し押さえ、雇用の請負化、賃金削減、剰余価値の超過生産、こうしたことも危機と向き合う資本家を援助するものです。

 今日、権力者が労働者(労働する手段しか持たない)に求めることは、私たち労働者が危機から彼らを救い支援すべきことだといいます。しかし、この数十年間、彼らは私たちを搾取し冒涜し暗殺してきました。彼らは、多くの国々で、私たち男性や女性を、そして私たちの夢を抹殺してきています。

 何故、私たちは、資本家たちを支援し、彼らの危機から彼らを救う必要があるのでしょうか?資本家たちが私たちの環境を破壊し、私たちの天然資源を強奪し、私たち人民を一掃することにより、利益をあげることのできない状態から回復する目的のために、何故、私たちが自分自身をさらにいっそう貧困化する必要があるのでしょうか。

 資本主義はそれ自身の墓穴を掘るために巨大な歩みを開始し、世界の労働者は彼らにそうするよう促進する歴史的任務を持っています。

 政治教育、組織化、動員、闘争は、私たちがすぐにとりかかるべき仕事です。私たちが資本主義に取って代わる発展のモデルを築くことは、緊急の課題です。社会主義は必然であり不可避です。労働者階級はこの社会主義社会を築くことができるのです。

 私たちの子どもたちのためにより良き世界を築くことが必要であり、資本主義の惨禍から人間らしさを救うことは義務にほかなりません。

 今日、これまで以上に「万国の労働者よ、団結せよ!」のスローガンのもとで生きることが求められています。私たちがここに集まっているのはこの目的のためです。この地は、フィリピン人民が一八九六年にスペインの大軍を打ち負かし、一九世紀末の米国占領に反対しその終わりにむけて戦い、米国―マルコス独裁を打ち負かし、その自由への夢を決して諦めないところです。

 私たちは、団結、組織化、闘争をもって、危機、略奪、帝国主義戦争に応えていかねばなりません。私たちは、フィリピンの米国―アロヨ体制による活動家への政治的殺害や誘拐をすぐに止めるよう求めます。私たちは、こうした抑圧の一環であった、A氏の強制送還を非難します。A氏は国際連帯会合への日本派遣団メンバーでした。

 今日そして未来にむけ、世界の男性たち、女性たちは、人民の大いなる多数者のための世界を築くよう前へ進み、人民の人間らしさを救済し保障するための旗印として、ラプラプ酋長の自決権と自由の夢を引き継がねばなりません。

 世界の労働者階級の団結、万歳! 団結した人民は決して負けない! ありがとう


             二〇〇九年五月一日    フィリピン・マニラにて