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                                                                2015年2月

3・21集会・デモへの呼びかけ




  集団的自衛権法制化阻止・安倍倒せ!反戦実行委員会(略称:反戦実)が「3・21 集団的自衛権法制化阻止 安倍をたおせ!/『戦争する国』ではなく、国境を越えた豊かな関係の創造へ」を掲げた集会・デモの呼びかけを打ち出しました。編集局の責任で呼びかけ文を全文掲載します。


  
 
■3・21呼びかけ文                    チラシ・ダウンロード
 
 通常国会において「集団的自衛権」を実行するための安保法制の制定がもくろまれています。これはアメリカの侵略戦争に日本を参戦させ、日本を「戦争する国」へ転換し、東アジアと全世界の民衆を敵に回す時代を開くものです。実現すれば、憲法九条は実質的に死文化することになります。
 敗戦後七十年、私たちは歴史の重大な岐路に立っています。
 一方の道は、急速に衰退する超大国アメリカを支え、進んで侵略戦争に参戦していく道です。戦争で守るのは、アメリカや日本の大金持ちが世界の富を独り占めにしていく世界です。
 他方には「成長戦略」の幻想を払拭し、国境を超えて豊かな関係を創造していく社会再建の道があります。すでに「3・11」以降、脱原発社会、協同社会、自然との共生社会、地域循環型社会。非正規労働者の運動など新たな社会をめざす欲求と活動が、無視しえぬ大きな潮流となって各地に芽吹いています。
 まさに私たちは、この二つの道をめぐる闘争の渦中にあります。前者の道を突進し、後者の道に立ち塞がっているのが安倍政権です。この妨害物を取り除き、社会再建の道を開かねばなりません。
 私たちは、安倍政権の戦前回帰的・排外的な傾向に反対して闘います。同時にその闘いを「戦後体制防衛」という枠内に押し込めることなく、こういった新しい社会の創造を目指す人々の結合として闘います。国会が安倍政権に握られている現実を踏まえ、民衆自身の闘いによる法制化の阻止を目指して、従来の「一点共闘」の壁を超えた「総がかり」の中で、人々の怒りの表出形態を見つけ出し押し広げて闘います。
 集団的自衛権法制化阻止の闘いは、五〜六月に迫っています。
 さあ!街に出ましょう!デモをしよう!六〇年・七〇年安保闘争を超える闘いをもって、「戦争する国 」への転換のたくらみを打ち砕きましょう。「本土」の闘いを再建し、日本政府の弾圧に屈することなく闘う「オール沖縄」に連帯しましょう。福島切捨て・原発再稼働と対決する「地方の乱」と結合して闘いましょう。
 私たち反戦実行委員会は、三月二十一日に旗あげデモを行い、決戦に向けて団結を固めていきます。
 多くの皆さんの参加を願っています。


■日時:二〇一五年三月二十一日(土)十三時集合、十三時半出発
■集合場所:新宿・柏木公園(東京都新宿区西新宿七―一三)
 JR新宿駅西口の一番出口から出て右へ直進し、新宿大ガード西交差点をこえて小滝橋通りへ進み、最初の信号を左折して直進、駅より七分
■主催:集団的自衛権法制化阻止・安倍倒せ!反戦実行委員会(略称:反戦実)
〈参加・賛同団体・個人(順不同・二月十三日現在)〉
反原発ジグザグ会/9条改憲阻止の会/派兵反対実/日雇全協/NO―VOX Japan(原隆)/情況出版/府中緊急派遣村実行委員会/戦争・差別・貧困と闘う学生グループ・あすじゃ東京/上智大学ボルシェヴィズム研究会/専修大学学生有志/土浦第一高等学校全学共闘会/憲法を生かす北区市民の会/反戦兵士と連帯する会/日米安保終了通告の会/反安保労働者講座/伊達判決を生かす会/アジア共同行動(AWC)首都圏/沖縄文化講座/沖縄の自立解放闘争に連帯し反安保を闘う連続講座/木村孝司/檜鼻達実(基地撤去をめざす県央共闘会議)/小山七面/大賀達雄(さよなら原発@めぐろ)/芝崎真吾/吉田正司(沖縄一坪反戦地主会関東ブロック)/東風徹(市民自治をめざす1000人の会)/奥村岳志(ルポライター)/山口智之(APFS労組委員長)/山中幸男(救援連絡センター事務局長)/尾沢孝司/荒木茂雄/渡辺亜人(オリオンの会)/井筒高雄(元陸上自衛隊レンジャー隊員)/菅谷圭祐(豊島区シェアハウスりべるたん)