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     4月23日 千葉 

    第三誘導路裁判

    
 空港建設の本質に迫る裁判闘争に勝利しよう
      

   
 四月二三日、千葉地裁民事第三部(内野俊夫裁判長)において第三誘導路裁判の第三六回弁論が行われた。この日の法廷は右陪席交代にともない原告代理人全員からの更新意見陳述が行われた。この更新意見陳述のなかで、この第三誘導路裁判がまさに空港の本質―建設の是非そのものを問い質す裁判であることが明らかになっていった。
 成田空港の騒音は厚木基地の一〇倍と言われている。まさに騒音地獄ともいうべき状況だ。こうした状況に関して国と空港会社は「周辺に人が住むことを想定していない」という論理で何ら防音対策を行わないことを正当化している。また客観的・科学的根拠を欠いた「騒音調査」を証拠として提出しごまかそうとしているのだ。
 そして空港会社と国は空港機能の拡張を決めた「四者協議会(空港会社・国・市・町)」での議事録を「私的文書」と強弁し、提出しない。これでは正当な裁判などできるはずもない。さらには、証拠を秘匿したまま「空港建設の違法性を立証するのは原告側の責任」と言わんばかりの論理をもって、責任をすり替えようとしている。
 こうした状況に対して、原告代理人から激しい意見が陳述された。「裁判所は文書提出命令を出すべき」という原告代理人の主張に傍聴席から「よし!」の掛け声があがる。法廷代理人と傍聴席が一体となって国・空港会社代理人と裁判長を追い込んでいった。
 第三誘導路とB’滑走路の使用を中止させ、東峰・天神峰の生活と農業をとりもどそう。市東さんの農地を守り抜こう!



 

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