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  ■7・24 美浜
 
40年超え老朽原発うごかすな
 全国各地から美浜現地に結集
 



 「老朽原発・美浜3号機うごかすな! 現地全国集会」が七月二四日、福井県の美浜町で開催された。「老朽原発うごかすな! 実行委員会」が呼びかけた。
 関西電力は昨年六月に四〇年超えの老朽原発である美浜原発三号機の再稼働を強行した。しかし、それはいわゆる「テロ対策施設」の設置期限との関係で、わずか三カ月で運転を停止した。関電はその後、今年一〇月に美浜三号機の運転を再開するとしていたが、その時期を早めて八月一二日の運転再開を発表した。
 「老朽原発うごかすな! 実行委員会」は、さる五月二九日に大阪市内で「老朽原発うごかすな! 大集会inおおさか」を成功させたばかりであったが、六月中旬この報に接し、七月二四日に美浜町で全国集会を開催することを決定した。約一カ月半の短い準備期間であったが、当日は福井や関西各府県をはじめ全国から約三〇〇人が美浜現地に結集し、一連の行動を展開した。
 この日の行動は正午、関電美浜発電所をのぞむ弁天崎での集会から始まった。
 主催者あいさつで、若狭・小浜町の中嶌哲演さんは、「美浜三号機が一年動くだけで広島原爆の死の灰の八〇〇発分、長崎原爆の二〇発分のプルトニウムが使用済み燃料として生成蓄積される。子孫に対してこんな負の遺産を残すわけにはいかない」と、静かな口調の中に怒りをにじませつつ発言した。さらに、地元・美浜の松下照幸町議や各地で原発訴訟に取り組む人々などからの訴えが続いた。
 約一時間の弁天崎での集会の後、美浜町役場近くに移動し、そこから関電原子力事業本部までのデモ行進に出発した。炎天下の中、「美浜三号、もう動かすな!」、「老朽原発このまま廃炉!」、「銭金まみれの関電許さん!」などのコールが響く。
 関電原子力事業本部前では、さらに多くの団体・個人の発言を受けつつ、関電に対する申し入れ書が読み上げられ、提出された。申し入れ書は、老朽原発再稼働の危険性、関電の原発が再稼働後たびたびトラブルを起こしていること、大事故が起これば琵琶湖が汚染され関西一四五〇万人が飲料水を失うことなどを指摘しつつ、①危険極まりない老朽原発・美浜三号機の再稼働準備を即時中止し、廃炉を決定すること、②関電が有するすべての原発を停止し、安全な廃炉を進めること、を要求している。申し入れ書はまた、ロシア・ウクライナ戦争に触れ、戦争になれば原発は恰好の標的となること、原発はあってはならない施設であることを提起している。
 この関電原子力事業本部前での抗議行動の後、参加者はさらに、美浜町内を練り歩く、この日二度目のデモ行進を行った。デモ隊に会釈したり手を振ったりする地元住民の方もいた。それは原発反対を訴える粘り強い取り組みが、原発立地地元の人々の中にも確かに届いていることを実感させるものだった。
 岸田政権と電力独占資本は、電力供給の逼迫という口実で、今冬に向けて若狭の四〇年超え老朽原発を含む各地の原発の再稼働を推進していこうとしている。これと断固として対決していこう。四〇年超え老朽原発の廃炉を勝ち取り、全原発の廃炉に向けた展望を切り拓こう。

 


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