共産主義者同盟(統一委員会)







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 ■3・30
 

 とめよう! 戦争への道 めざそう! アジアの平和

 2024春 関西のつどい




 三月三〇日、エルシアター(エルおおさか)において表題の集会が開催された。大阪平和人権センター、しないさせたい戦争協力関西ネットワーク(以下、シーサーネット)、戦争をさせない1000人委員会・大阪で構成される実行委員会が主催し、春と秋に開催しているものである。今回は長年にわたってシーサーネットの共同代表を務めてきた中北龍太郎弁護士(狭山弁護団の団長でもあった)が逝去されてから初めての集会ということで、冒頭に追悼が呼びかけられた。
 今回の集会のメインスピーカーは室蘭工業大学大学院教授(憲法学)の清末愛沙さん。パレスチナ現地での非暴力抵抗への参加でも知られており、昨年一〇月からのイスラエルによるガザ人民大虐殺に対応した人選だ。
 しかし、清末さんはパレスチナではなく、まず、アフガニスタンからお話を始めた。アフガニスタンは米軍撤退後も民衆の闘いが続いている。特に清末さんは根深い家父長制と宗教原理主義の下で、それでも女性の解放を目指して女性向けの地下教室や行動を闘うアフガニスタン女性革命協会(RAWA)との連帯活動を報告してくれた。戦争をしている間は世界から注目を浴びても、撤退すれば忘れてしまう、それではダメだということを訴えた。
 続いて、報告はパレスチナにうつった。清末さんは南アフリカで「名誉白人」の娘として過ごした(そのことに羞恥を覚えてきた)経験から、初めてパレスチナを訪れたときから、「これはアパルトヘイトだ」と気づいたという。そのことを忘れて、今回の事態を「二〇二三年一〇月七日以降」に限定して理解してはならないと警告した。
 また、法学者としての専門性からもイスラエルの論理や振る舞いを解説した。現在の国際法では軍事占領を行っている側は占領地住民を保護する責任があるが、イスラエルはこれを回避するためにガザを占領地ではなく係争地と言い換えるなど言い訳をしている。実際にはイスラエルの行為はジェノサイド条約違反で、南アフリカがこれを告発していることを報告した。また、憲法学者として闘う自己の責任(それは日本国憲法前文を抱える日本国政府、並びにこれと闘う私たち自身)にも言及された。
 清末さんの後は、軍事強化が進む奄美大島現地からの報告が行われた。基地拡張以降、自衛隊が軍服で行軍訓練をするなど現地の緊迫した状況が語られた。
 集会後は扇町公園に向けてデモ行進。参加者は五〇〇人だった。

 


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