共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■5・10 千葉
  三里塚・団結街道裁判

  
廃止決定した成田市長小泉を徹底追及
  




 五月一〇日に千葉地裁で団結街道裁判が行われた。三里塚芝山連合空港反対同盟農民の市東孝雄さんの家の前を通る団結街道について、成田市が二〇一〇年に廃止を決めて成田空港会社に安価で売って封鎖されたせいで、市東さんが畑に行く時間が四倍に増えて不利益を被ってきた。団結街道は市東さんだけでなく一般市民も使用していた生活道路で、一日一二〇~一五〇台の車が通行していた。しかし成田市は市民の生活より空港建設を優先し、交通量調査も事前の説明も全くせずに道路の廃止を市議会で議決し、それを受けて成田市長が決定したのだ。その不当性・違法性を問い、反対同盟が成田市と空港会社を相手取って起こしたのが団結街道裁判だ。この日の裁判では、当時と現在も市長の小泉一成が証人として出廷し、尋問が展開された。
 道路法第一〇条第一項は次のように言う。「都道府県知事又は市町村長は、都道府県道又は市町村道について、一般交通の用に供する必要がなくなつたと認める場合においては、当該路線の全部又は一部を廃止することができる」。 団結街道は一日一〇〇台以上の車が通行していて「一般交通の用に供する必要」は明らかにあった。成田市の決定は道路法に違反している。違法な決定は撤回されなければならない。
 小泉は、成田市の道路廃止決定と道路法の規定との関係について反対同盟弁護団が畳みかける質問に対しても、「担当部署が適法だというので問題とは思わなかった」の一点張りで、合法か否かについての回答を避けて逃げた。
 報告会で市東さんは、「あの市道(団結街道)が空港会社のものになるということがもともと(小泉の)念頭にあり、市長が市議会で俺のことを『交差点に住む人間はいない』と言った。成田市と空港会社は一体で、一住民は関係ないというのが市長の考えだ。口では『住民のため』とは言っているが、行政の長としては不適切」と厳しく批判した。
 成田市は「空港会社の代理店」(報告会での成田市民の指摘)で、小泉はその代弁者だ。住民の生活や不利益に関心はない。行政に携わる資格は微塵もない。団結街道の廃止決定は撤回され、原状回復がなされなければならない。
 次回は七月一六日午後一時三〇分に千葉地裁で、萩原富雄さんの尋問が行われる。

 


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