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  ■6・2 京都
  米軍Xバンドレーダー基地撤去!

  
京丹後現地集会・デモ





 六月二日、「米軍Xバンドレーダー基地の撤去を! 6・2京丹後現地集会」が開催された。米軍Xバンドレーダー基地反対・連絡会が呼びかけた。
 京丹後市の宇川地区に米軍Xバンドレーダー基地が建設されてから今年で一〇年になる。レーダー情報の即時共有の開始など加速する日米韓の軍事的連携は、この京丹後の米軍基地の機能強化をもたらしている。また、基地周辺が土地利用規制法による「特別注視区域」に指定されるなど監視体制も強化されている。こうした状況のなか、関西各地から集まった約八〇人の仲間が、岸田政権による戦争体制づくりに反対し、東アジアの軍事緊張を拡大する米軍Xバンドレーダー基地を撤去しようと京丹後現地で声をあげた。
 この日の取り組みは基地の向かいの駐車場での集会から始まった。地元からは「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」の増田光男代表、京丹後市議の永井友昭さんが発言した。永井さんは、米軍関係者による交通事故とその公表のあり方をはじめ、住民の「安全・安心」に関わる米軍・防衛省の住民軽視、約束違反の態度を強く批判した。また、「特別注視区域」指定の問題に触れ、「機能阻害行為」の具体的な内容など不明点が多く、住民の不安が広がっていることを指摘した。
 集会では、奈良、滋賀、大阪、兵庫など関西各地からの参加者からのアピールもあった。THAAD撤去をめざして闘う韓国・ソソン里、沖縄・辺野古からの連帯メッセージも届けられた。
 その後、参加者は袖志と尾和という基地に最も近いふたつの集落の中を通るデモ行進を行った。そして、あらためて航空自衛隊経ヶ岬分屯基地と米軍Xバンドレーダー基地のゲート前に並び、シュプレヒコールでこの日の取り組みを締めくくった。

 


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