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■6・29 AWC京都集会 戦争・原発・生活破壊進める岸田政権と対決しよう アジア共同行動・京都は六月二九日、「戦争・原発・生活破壊を進める岸田政権との対決を! アジア民衆との国際連帯を広げよう! 6・29AWC京都集会」を京都市内で開催した。 主催者あいさつを行ったアジア共同行動・京都代表の瀧川順朗さんは、発言の冒頭、沖縄での米兵による少女誘拐・性的暴行事件について、「一九九五年の米兵による少女暴行事件から二〇年近くが経って同じことが繰り替えされていることに怒りを禁じえない」と糾弾した。また、それに関する外務省の情報隠蔽を強く弾劾した。瀧川さんはまた、日米韓・日米比などこのかんのアジアでの軍事同盟強化との対決やイスラエルのガザ攻撃に触れながら、民衆の国際連帯を訴えた。 その後、フィリピンBAYANからのビデオ・メッセージが紹介され、そのなかで日比両政府が狙う円滑化協定の締結反対が訴えられた。 集会のメインは来日したAWC韓国委員会の仲間からの「朝鮮半島をめぐる情勢と動向」と題する報告だった。「米国主導の軍事同盟が多角化・全面化し、そのなかで米韓の軍事関係もいっそう強化されている」としたうえで、米韓合同軍事演習の大幅な拡大、韓国の軍事力の増大、米英豪のAUKUSと韓国(および日本)の軍事協力などの動きが朝鮮半島情勢の緊張をますます高めている状況が報告された。また、原発の運転期間延長や小型モジュール原発の建設策動など尹悦錫政権の原発政策および韓国の反核運動の動向、現在の反尹悦錫政権の民衆の闘いも簡潔に報告された。 質疑応答の後、闘いの現場からのアピールとして、韓国オプティカル・ハイテック争議への支援・連帯の呼びかけ、若狭の原発を考える会、連帯労組関西生コン支部、AWCユースからのアピールが行われた。 集会決議を採択した後、参加者は会場から京都の繁華街に向けたデモ行進を行い、この日の行動を締めくくった。 |
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