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 ■10・20 福岡
 キーンソード25反対!戦争いらんばい! 石破政権NO!
 
10・21国際反戦デー行動




 一〇月二〇日、福岡市中央区の警固公園で「戦争いらんばい! 石破政権NO! 10・21国際反戦デー行動」(呼びかけは「戦争政権に反対し行動する実行委員会」)が開催された。
 約五〇人が結集した国際反戦デー集会は、ウクライナやパレスチナで戦争を引き起こしたアメリカやイスラエルを糾弾し、戦争を長期化させて利益を得る欧米の武器産業資本を告発する主催者の挨拶から始まった。新基地建設を阻止するために辺野古の海でカヌーを漕いで闘ってきた参加者は、最近の状況を報告し、支援の強化を訴えた。また福岡市議会議員は、民間の空港や港湾を軍事利用する「特定利用空港・港湾」に博多港が指定されたことに対して、この港を管理する福岡市への申し入れ行動を報告した。
 アジア共同行動福岡が発言した。極東最大の在日アメリカ軍の航空基地である岩国基地(山口県岩国市)に米海軍のオスプレイやF35戦闘機が配備され、航空自衛隊築城基地(福岡県)と新田原基地(宮崎県)との一体化が進められている。そして、今年七月の「レゾリュートドラゴン」に続いて、自衛隊と在日米軍合わせて約四万五〇〇〇人が行う日米共同訓練「キーンソード」(一〇月二三日~一一月一日)が岩国基地を含む全国の在日米軍、自衛隊基地、民間空港・港湾を使って行われようとしている。一一月一六、一七日に岩国市で開催される「二〇二四岩国行動」への参加を呼びかけた。また、九州が戦争出撃拠点にされようとしている佐賀空港(佐賀市)へのオスプレイ配備、長射程ミサイル配備のための敷戸弾薬庫(大分市)増設を許さず、一〇月二一日築城基地前での抗議行動への参加と結集を訴えた。
 次に、沖縄県名護市辺野古の埋め立て工事を統括している大成建設九州支店(福岡市)に対して毎月一回抗議行動を行っている「STOP! 新基地建設・福岡」が発言した。在日米軍の将兵が基地の外で犯罪を犯した場合、日本側に身柄を引き渡すのは米軍が決めるとした「日米合同委員会」の密約がある。そのため、基地に逃げ込んで米国本土へ送還されるパターンが繰り返された。米軍兵士に性的暴行を受けた女性の多くは泣き寝入りを強いられた。私達は、このような性暴力と事件事故の被害をもたらし、戦争準備のための基地の建設に反対していくと訴えた。
 集会の後、多くの人で賑わう天神地区をデモ行進した。二三日から始まるキーンソード25に対する九州防衛局申し入れ行動や築城基地前行動など行動提起を確認して、国際反戦デー行動を終了した。  

 


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