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 ■3・24 千葉
 三里塚・耕作権裁判闘争
  不当判決徹底弾劾!
 南台農地を守り抜こう





 三月二四日午後、千葉地裁民事第二部裁判長齋藤顕は耕作権裁判で、市東孝雄さんに対して、南台農地の明け渡しを命じる不当判決を出した。
 成田空港会社の提訴から一九年に及ぶ裁判は、空港会社の証拠隠しゆえに長期化した。この耕作権裁判の中で明らかになった市東さんの正義を踏みにじる反動判決を絶対に許さない。怒りをこめて弾劾する。
 判決に先立って、正午から千葉市中央公園で三里塚芝山連合空港反対同盟呼びかけの集会・デモが取り組まれた。
 反対同盟事務局の伊藤信晴さんの司会で集会が開かれた。
 はじめに、反対同盟事務局の萩原富夫さんが以下の趣旨で発言した。一九年近く闘われた耕作権裁判では、内容的にはわれわれが完全に勝っており、市東さんの勝利以外には考えられない。だが、千葉地裁は人権無視、住民無視の反動裁判官ばかりであり、予断を許さない。不当判決が出された場合にはすぐさま控訴審を闘っていくつもりだ。もし仮執行付きの極反動判決が出た場合には、三里塚現地は即時臨戦態勢に入ることを確認している。今後、現地での攻防が激しくなってくれば、支援要請をすることになるので支援・協力を要請したい。空港会社は「新しい成田空港構想」の名の下に巨大軍事空港を建設しようとしている。自分の土地も二カ所が空港「敷地内」となっている。戦争のために農地を売らないという決意でこれから闘っていく。
 つづいて動労千葉、市東さんの農地取り上げに反対する会、空港騒音被害と闘う芝山町住民、関西実行委が、それぞれ闘いの報告と決意を語った。
 最後に「千葉地裁の不当判決を許さないぞ!」「農地強奪を許さないぞ!」とシュプレヒコールをあげた後、千葉地裁へ向けたデモに出発した。デモ隊は沿道の労働者人民に裁判闘争への注目と支援を訴えた。

 


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