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■3・8 東京 さようなら原発全国集会 3000名が集会・デモ 福島第一原発事故「3・11」から一四周年を迎える中、代々木公園で「さようなら原発3・8全国集会」(主催・さようなら原発一〇〇〇万人アクション実行委)が開催されました。主催者挨拶は高齢な澤地久枝さん(作家)にかわり佐高信さん(評論家)が行いました。 第一課題が福島問題ということで福島からの参加者達が発言しました。いまだ二万以上の避難者がおり、原子炉の廃炉の見通しも立たず、汚染水が流され続けている現実のなかで、どうして原発の再活用が言われるのか、怒りの声が響きました。最高裁は東電の旧経営陣三役員への無罪判決がなされましたが、これだけの事故、被害に対して誰も責任負わない、問わないことはあり得ない! と弾劾しました。剥ぎ取られた「放射能汚染土」が処理のしようがないので、政府は全国の公共事業に使うよう指令を出そうとしているが、まさに放射能汚染が全国に広められようとしていると、警告を発しました。その他、六ヶ所村の再処理問題、柏崎刈羽原発の再稼働問題等々と問題が山積しているのにもかかわらず、石破政権は「第七次エネルギー計画」を閣議決定し原発全活用に舵を切ったことがいかに危険な事なのかが訴えられました。 最後に、呼びかけ人の一人である鎌田慧さん(作家)は、誰も責任をとらない、追及しないのが、今の日本の政治状況である、そしてここにその怒りとして人々が結集しているのだとし、今後も継続して反原発運動を続けていく意義を確認して集会を締めくくりました。二方向のデモが組織され人々に訴えかけました。 |
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