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■3・11 福岡 原発ゼロ! 3・11福岡集会 180名が集会・デモ 原発ゼロ! 3・11福岡集会(脱原発団体など二一団体の実行委主催)は、福岡市中央区警固公園に一八〇人が参加して開催された。 今年も三月一一日、お昼の時間帯に集会と天神一周デモを行い、震災が起こった時間帯に九電本店前に再度集まり抗議申し入れと街宣行動を行った。 集会会場の警固公園の一角では一四年前の写真や原発事故関連のパネルなども展示された。集会では、司会あいさつの後、メインゲストに石丸初美さん(玄海原発プルサーマルと全基を止める会代表)が一五年の終結を迎える今夏二つの裁判への結集と原発一〇の問題点を怒りを込めて訴えた。「九州電力を被告とする全基運転差止裁判と国を被告とする設置許可取消裁判は今年七月に福岡高裁の結審をむかえる。さて、原発は原爆と原理は同じです。玄海原発はプルサーマルで事故の危険性がはかりしれない。玄海原発は県知事と町長で決める。原発は被爆労働者なしにはうごかない。しかも高い電気料金で、クリーンといえない。現在電気は足りており首都圏では二〇一二年以来原発なしに電気が使えている。死の灰・放射能を出し、冷やすために海を温め汚染している」。次々と提示し、原発の疑問が解決していないことを明らかにした。また避難者に住居立ちのきを強要している行政と裁判を弾劾した。最終処分場の文献調査にたとえ佐賀県が反対しても最終決定は国が決めるかもしれない。文献調査候補地に名乗りを上げた玄海町の無責任さを痛烈に批判した。 つぎに、福島事故避難者や気候危機に立ち向かう若者などがそれぞれアピールし、集会宣言を採択して天神一周のデモを行った。 集会後五〇人が集まり、九州電力本店前で一時間のスタンディングと稼働中の原発の停止など求める九電申入れを行い終了した。 |
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