共産主義者同盟(統一委員会)






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 ■4・27 福岡
 4・28沖縄デー行動取り組まれる




 四月二七日福岡市警固公園で4・28沖縄デー行動が「戦争政権に反対し行動する実行委員会」の呼びかけで行われた。辺野古新基地建設に反対する運動団体や女性団体など八〇名が参加した。
 集会は実行委員会から基調が提案された。一九五二年四月二八日サンフランシスコ講和条約により「日本の独立」と引きかえに、沖縄・琉球弧・奄美が米軍政下に置かれ、日米安保条約・地位協定が締結された。この日は沖縄の人にとって「屈辱の日」として刻み込まれている。現在沖縄は、辺野古新基地建設が民意を無視して強行され、軟弱地盤に七万本のくいを打ち込む工事は三〇年を経ても完成するかわからない、何兆円もの血税をつぎこんでいる。琉球弧の島々には自衛隊とミサイルが配備されている。そして米軍人の性暴力事件が相次ぎ、数カ月も「県」に報告されず隠されてきた。この日を忘れず東アジアの平和のために石破政権に反対してたちあがろう、と訴えた。
 次に「戦争止めよう! 沖縄・西日本ネットワーク」運営委員の池田年宏さんのアピールと歌だ。池田さんは与那国島、宮古島、石垣島、種子島(馬毛島)で自衛隊とミサイルなどが配備され、町とくらしが変わり壊されている状況を語った。大分(敷戸)では九棟の大型弾薬庫建設が始まり、湯布院では陸自水陸起動団とミサイル連隊・特科団が配備され、いつでも戦争が始められる状況になっている。日出生台演習場では米軍による155ミリりゅう弾砲訓練、大分空港で自衛隊機が使用される状況に対して、各地が連携して立ち向かおうと訴えた。最後に「戦争を止めよう」と心に残る歌をうたった。
 続いて、五月沖縄現地の行動に参加する仲間の決意と紹介。さらに女性団体などの発言のあと、佐賀オスプレイ裁判支援市民の会が六月二一日オスプレイ来るな! 佐賀駐屯地抗議集会への参加を呼びかけた。そのあと天神一周のデモ行進。
 警固公園に戻った集会でアジア共同行動福岡は、九州への長射程ミサイル配備、自衛隊統合作戦司令部設置、能動的サイバー防御法案などの戦争準備に、沖縄九州各地で粘り強く闘う人々と連携して闘おう、六月一五日海北由希子さんを迎えた「九州沖縄の軍事拠点化を許すな! 6月集会」と六月二一日佐賀駐屯地抗議集会への結集を呼びかけ、大軍拡攻撃と闘おうと訴えた。集会は行動方針の提起、若者や行動アピールが続き、終了した。

 


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