共産主義者同盟(統一委員会)

 

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  ■夏季特別カンパの要請



 全国のたたかう仲間のみなさん。

 共産同(統一委員会)から夏季特別カンパを呼びかけます。

 統一委員会は今年後半も、戦争とグローバリズムに反対する国際的なたたかい、そして、階級的労働運動の前進に力をそそぎます。これらのたたかいの資金カンパを、心よりお願いします。

 全国でのサミット強盗会議に対するたたかいは、今、洞爺湖現地で合流し国際的なサミット粉砕運動となってたたかわれています。日帝政府は会場を山間の洞爺湖に隔離したうえでサミット戒厳令を敷き、デッチあげ逮捕と不当捜索をくりかえし、力づくでサミットの「成功」を求めてきました。しかし、どのような弾圧を行おうとも、世界の人々を戦争と貧困に追いやるグローバリズムの元凶G8の姿を覆うことはできません。むしろ、その本質が顕わになるだけです。札幌―洞爺湖で首脳会議に肉薄するたたかいを、わが統一委員会は、アジア共同行動の各国の仲間や、先進的学生とともに全力で取り組んでいます。

 八月十九日には、横須賀に原子力空母ジョージ・ワシントンが入港します。横須賀市民の反対や米軍再編とたたかう全国の抗議の声を無視し、あまつさえ、ハワイ沖での船内火災を居直り、横須賀への入港を強行しようとしています。これまでもたびたび原子力潜水艦の入港が行われ、横須賀湾周辺の海域では汚染が進み、魚の変形が多数報告されています。原子炉二基を積んだジョージ・ワシントンの母港化は、事故があれば関東一円が放射能に汚染される、事故がなくても深刻な被害をまき散らす極めて危険なものです。二年前の女性撲殺、昨年の二女性暴行傷害、今年のタクシー運転手殺害と横須賀での米軍犯罪は悪質化しています。日帝政府は横須賀市民を犠牲に、米軍再編と連動して横須賀を米軍と自衛隊の巨大な恒久的な戦闘出撃基地として、うち固めようとしているのです。首都圏最大のたたかいとして、横須賀現地での七―八月入港阻止闘争の高揚をかちとります。

 そして、岩国での米軍基地強化に反対するたたかいも、正念場を迎えています。市長選挙での基地招請派のかりそめの勝利はもろくも崩れ始めています。日米政府の強引な基地拡張と利益誘導は岩国市民の怒りを、ますます広げています。昨年、一昨年と積み重ねてきた岩国市民との連帯をさらに強め、全国から岩国に結合し、岩国から沖縄・座間そして横須賀につなぐたたかいをひきつづきとりくみます。

 不安定雇用の中で、たたかわない限り生きていけない労働者が、さまざまなかたちで声を上げ始めています。わが同盟は、こうした労働者階級の現実にしっかりと寄り添い、職場生産現場でのたたかいを共にたたかい、労働者階級の政治的決起の奔流を生み出すために奮闘努力します。

 友人のみなさん、共にたたかいましょう。たたかいの基金カンパを、できうる最大のカンパをお願いします。

                      
                      共産主義者同盟(統一委員会)

 

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