共産主義者同盟(統一委員会)

 

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 ■12月共産同(統一委員会)政治集会の呼びかけ





 1958年、日本共産党から訣別し、共産主義者同盟(ブント)を結成してから本年で50年を迎えました。私たちは、共産同結成50周年に際し、日本帝国主義打倒と労働者階級、被抑圧人民、被差別大衆の解放をめざすたたかいを新たに推し進める決意です。すべてのたたかう仲間の皆さんが、共産同(統一委員会)政治集会に結集されることを呼びかけます。

 共産同は、その結成以降、60年、70年安保闘争の先頭でたたかい、常に、自国帝国主義打倒、プロレタリア国際主義と実力闘争を貫いてたたかってきました。共産同は、日本階級闘争の先頭に立つと同時に、また、それ故に、その都度、階級闘争が要求する諸課題を最も凝縮して引き受ける役割を果たしてきました。しかしながら、数次にわたる党建設上の敗北にも直面してきました。

 私たちは、こうした共産同のたたかいを教訓とし、そのすべてを継承しつつ、今日の時代が要求する新たな革命的労働者党の建設として、旧戦旗派と旧全国委員会派の組織合同を実現し、2004年に共産同(統一委員会)を結成してきました。

 今ほど、革命的労働者党の強大な建設が要求される一時代はありません。

 帝国主義による戦争とグローバリゼーションが全世界を席巻し、イラクやアフガニスタンは戦火にまみれてきました。反帝民族解放闘争の激化、中南米における反米政権の相次ぐ樹立など、米帝をはじめとした帝国主義勢力を追いつめています。

 新自由主義グローバリゼーションそのものの破綻が鮮明になっています。9月のリーマン・ブラザーズ破綻、AIG破綻を端緒として、世界同時株価崩落、そして、世界規模の信用収縮が引き起こされています。10月10日の緊急G7は莫大な公的資金投入を柱とする行動計画を発表しましたが、この崩落の流れを止めることはできません。金融恐慌が切迫し、擬制的機軸通貨ドルが暴落しています。米帝を中心国とした現代帝国主義体制そのものの瓦解へと進んでいくことは必至です。

 こうした中で、日帝は、海外派兵を強め、今冬、給油継続法の強行、そして、派兵恒久法、九条改悪へと侵略反革命軍事出動体制をエスカレートさせていこうとしています。また、新自由主義政策の下で、貧困と格差の拡大、非正規雇用の拡大、「働く貧困層」の固定化、徹底した民営化攻撃、社会福祉制度、社会医療制度の解体を進めてきました。労働者階級は生活苦を強制されています。まさに「新たな階級社会、新たな階級闘争」の時代が到来しているのです。

 労働者階級をはじめとする広範な人民に見放されて混迷を続ける自公政権は、麻生の下で衆院解散・総選挙による巻き返しを策動し、他方、「生活第一」を標榜し自公政権への不満を糾合しようとする民主党は、政権獲得を狙っています。しかし、民主党の役割は、自公政権から離反した人民を自らの下に糾合し、侵略反革命戦争国家へと人民を動員していくことにあるのです。自民党、民主党、二大保守政党によるブルジョア議会を通した階級支配と対決し、労働者階級の自己解放闘争を前進させていこう。

 私たちは訴えます。

 呻吟する労働者階級の根本的利益を擁護する党、労働者階級の自己解放闘争を推進する党、プロレタリア国際主義を貫き全世界の労働者階級の連帯と団結、解放をめざす党、日本帝国主義打倒へ階級闘争の先頭にたつ党、共産主義を復権する党、こうした革命的労働者党の強大な建設こそ、情勢を変革していく鍵です。たたかうすべての労働者、学生が、共産同(統一委員会)に結集し、ともに奮闘しよう。

 ブント継承を志向するすべての人々に訴えます。

ブントの継承と発展は、何よりも、労働者階級の自己解放闘争の実践的推進にこそ、その綱領的・実践的基礎をおくことなしにはありえません。ともに、こうしたたたかいを前進させるために、共同のたたかいを強め、階級闘争の前進のために切磋琢磨していこう。私たちは、そのために奮闘する決意です。ブント結成50周年を記念し、ブントの革命的伝統を継承する革命的労働者党の強大な建設にむけてともにたたかおう。

 すべての労働者、学生の皆さんに、共産同政治集会への結集を訴えます。



  ■共産同(統一委員会)中央政治集会

  日時  12月21日(日)13:00開場 13:20開会
  場所  渋谷区立勤労福祉会館 第一洋室
  内容  連帯あいさつ、連帯メッセージ紹介
     基調報告/共産同(統一委員会)政治局
     各戦線からの決意表明

 
  ■関西集会  12月14日(日)13時

  ■九州・山口集会  12月14日(日)13時


 

 

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