共産主義者同盟(統一委員会)






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   3・26三里塚全国集会に総結集を

     
市東さんの農地を守り抜く広範な闘争陣形を創りだそう
       
       
 

 全国でたたかいぬいている同志・友人の皆さん!
 市東さんの農地をめぐる決戦に突入している三里塚反対同盟は、三月二十六日成田市において全国総決起集会を開催する。反対同盟は、一月九日の旗開きをもって「強制執行阻止決戦本部」を立ち上げた。大衆的な決戦陣形を作るべく、全国に決戦本部への結集を呼びかけている。
 空港会社による農地強制執行と全力でたたかっている市東さんをはじめとする反対同盟と固く結合し、3・26全国総決起集会に決起しよう。
 われわれは、安倍を倒すのか戦争国家を許すのかの激しい階級闘争の只中にある。二月安倍訪米を梃子とした日米軍事同盟のさらなる強化、南スーダン自衛隊派兵継続、現代版治安維持法―共謀罪新設策動、辺野古新基地建設の強行、天皇代替わり攻撃―特別法制定、改憲攻撃、原発再稼働の強行など、戦争する国に突き進む安倍右翼反動政権と対決するたたかいに断固として立ち上がらなくてはならない。排外主義扇動と対決し、戦争する国を打ち砕く全人民闘争の最先頭でたたかおう。安倍政権を打倒しよう!
 3・26全国総決起集会とともに、職場・街頭・学園・地域で、福島連帯―玄海・高浜原発再稼働阻止、共謀罪粉砕、沖縄人民に連帯し辺野古埋め立て工事阻止、戦争法の実働を許さず南スーダン自衛隊撤退、をたたかおう。首都圏における左派共闘「戦争・治安・改憲NO! 総行動実行委員会」主催の3・4集会と3・13霞が関デモを全力でたたかおう。

 ●第1章 市東さんの農地を守り抜こう

 反対同盟は、昨年十月二十五日、最高裁が下した農地の明け渡しと建物の収去の不当決定に対し、直ちに反撃し、十一月三十日、千葉地裁に最高裁決定に基づく強制執行の違法を訴える請求異議裁判を起こし、またこの裁判の判決が確定するまでの間の強制執行停止を申し立てた。
 二月十四日、この執行停止の申し立ての審尋が千葉地裁で行なわれ、以下の二つの条件で強制執行の停止が決まった。条件①翌日から七日以内に、二百万円の保証金を積むこと ②停止期間は請求異議裁判の第一審終局まで。
 この勝利によってひとまず空港会社による強制執行に歯止めをかけた。
 しかし請求異議と審尋を認めた鹿子木裁判官は、最高裁の人事によって高瀬裁判官に交代となった。農地法裁判の千葉地裁不当判決を下した多見谷同様、早期結審と不当判決の体制を取ってきている。早期結審策動を粉砕し、法廷と決戦本部一体となったたたかいで請求異議裁判に勝利しよう。農地法裁判不当判決と空港会社の強制執行攻撃を打ち砕こう。
 空港会社が市東さんから奪おうとしている農地は、祖父市太郎さんが開墾し、父東市さん、孝雄さんと受け継ぎ、百年近く耕し続けてきた農地で、有機農業・産直運動を通して安全でおいしい野菜を消費者に届けている。
 市東さんは十一月三十日の請求異議裁判提訴時、「最高裁の上告棄却はたった二行で、百年耕作してきたわが家の畑について、明け渡しの強制執行ができるというものです。絶対に認めることはできません。私は天神峰で一日でも長く農業を続けるという気持ちで、空港会社の不当な執行請求に対して、あくまでたたかう覚悟です」と不当判決を弾劾し、強制執行と徹底的にたたかう覚悟を明らかにしている。市東さん、反対同盟とともに「徹底非妥協・実力闘争」で強制執行とたたかおう。
 裁判闘争とともに、反対同盟は一月九日の旗開きをもって、市東さんの農地「強制執行」に対する「強制執行阻止決戦本部」(決戦本部長 太郎良さん)を市東さん宅「はなれ」に立ち上げ、翌日から臨戦―日直体制に突入している。
 決戦本部アピールでは、「あまりに理不尽な『農地強奪』を、我々は絶対に許すことができません。空港会社、国家権力一体となった『強制執行』攻撃に対し、市東さんとともに体を張って全力で国家権力とたたかう決意です」と決意を明らかにしている。そして「遠からず必至である『強制執行』を見すえ、決戦行動の開始を全国の仲間に呼びかけ」、「三里塚の大地に足を踏み入れ、我々と行動をともにしませんか」と決戦本部へ結集する「人の石垣」をもって強制執行と対決しようとしている。
 決戦本部を拠点に、援農や現地調査、反対同盟の宣伝カーに乗って周辺騒音下地域の情宣、成田駅頭でのビラまきなど、さまざまな行動への参加・結集をどんどん組織していこう。請求異議裁判で「強制執行」を止めている時間を最大限生かし、市東さんの農地強奪を許さないたたかう人民の「人の石垣」を築くためにたたかおう。
 農地法裁判とともに、市東さんの農地をめぐるもう一つの裁判ー耕作権裁判(市東さんの畑の一部を空港会社が「不法耕作」だと決めつけて、明け渡しを求めた裁判)でも、空港会社を追い詰めている。
 この裁判の最大の争点は、畑の位置の特定の誤りと、その証拠として空港会社が提出した「境界確認書」「同意書」「添付図面」の偽造問題だ。
 一月三十日の裁判では、反対同盟弁護団から上記証拠に市東東市さんが署名したとされた当時、東市さんは脳梗塞の後遺症にあったことを証明する陳述書が提出された。当時の状態では空港会社が出した署名は書けるものではなく、事実、その四カ月前の裁判宣誓書の署名と明らかに異なっている。
 この間の裁判で、空港会社による畑の特定は完全な誤りであり、「同意書」「境界確認書」に書かれた市東東市さんの署名は偽筆・偽造であることは明らかだ。千葉地裁は直ちに空港会社の訴えを棄却すべきである。
 耕作権裁判の勝利は、南台の農地の強奪攻撃を粉砕する。裁判闘争を市東さん、反対同盟、弁護団とともに攻勢的にたたかいぬこう。

 ●第二章 空港の24時間化阻止 第三滑走路粉砕

 空港会社は昨年、市東さんの農地強奪とともに、国や千葉県、周辺自治体と一体となって、空港の機能強化として①芝山町に第三滑走路(三千五百メートル)の新設、②B滑走路を北側に千メートル延伸、③夜間飛行制限の緩和―現行の飛行制限時間七時間を四時間(午前一時から五時)に短縮、の三案を打ち出した。これらの機能強化案が実現すれば、成田の年間発着回数は三十万回から五十万回に拡大するとしている。第三滑走路の建設によって、芝山町や多古町では約二百戸が移転対象となる。
 その背景には、中国・韓国の主要国際空港の伸長、羽田の国際化によって、国際ハブ空港としての成田の地位が地盤沈下することへの危機感がある。実際に香港空港や仁川空港に旅客数では抜かれ、国際旅客数の国内占有率も羽田や関空に押されて下がり続けている。首都圏において、国際化された羽田は、都心に近く、しかも二十四時間機能している。外国の航空会社が、利便性という経営上の観点から、成田より羽田を選択するのは当然のことなのである。
 昨年十月から空港会社が始めた関係市町に対する説明会では、住民から激しい反発や反対の声があがっている。「これ以上の騒音地獄の拡大反対」「住民のことを何も考えていない」とこれまでも激しい騒音に耐えてきた住民の当然の怒りが爆発している。
 空港会社は二〇二〇年東京オリンピックに向けて、航空需要の伸びが想定できる現時点で行ない得る「機能強化策」は運用時間制限の短縮しかないと考えている。住民の睡眠時間を破壊してでも、経営を拡大するということだ。住民の反発や反対の声にも「競争に勝つため」と繰り返し、機能強化案の撤回を拒否している。空港会社は、説明会を「ガス抜き」に使い、時期を見て四者協議会を開催し、機能強化案の最終決定に持ち込むことを狙っている。
 反対同盟は、五十年一貫して変わらない空港会社と国が、農業をつぶし、住民の命と暮らしについてまったく考えない姿勢を徹底的に批判し、空港機能強化案を粉砕するために地域で住民にはたらきかける行動に立ち上がっている。月一回の周辺地域情宣や空港会社の説明会に対する弾劾行動など精力的に展開してきた。この取り組みによって、反対同盟の主張に耳を傾けたたかいを支持する周辺地域の住民の声が広がっている。反対同盟とともに、あらたにたたかいに立ち上がる地域の運動もできつつある。
 国際空港としての生き残りをかけ、住民を犠牲にした無法な拡張と騒音の拡大を、地域住民と一体となって粉砕しよう。市東さんの農地を守りきり、空港機能強化案を粉砕しよう。




 

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