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■5・18―29関生弾圧許さない連続行動 武委員長・湯川副委員長の保釈かちとる 「労働運動つぶしの大弾圧を許さない京滋実行委員会」(反弾圧・京滋実行委)は、五月一八日から二九日にかけて、すでに二年近くに及んで不当に勾留されている連帯労組関西生コン支部の武建一委員長、湯川裕司副委員長の即時保釈を要求する京都地裁前での連続行動を取り組んだ。 一昨年来の連帯労組関生支部に対する大弾圧は、憲法二八条に明記された労働者と労働組合の権利を否定しようとするものであり、当たり前の労働組合活動に対する不当な弾圧に他ならない。この不当弾圧の中で武委員長、湯川副委員長は、実に六〇〇日以上の長期勾留を強いられてきた。 加えて、武委員長が勾留されている大阪拘置所では、これまで八人の刑務官が新型コロナウイルスに感染したことが明らかとなっており、自宅待機者は一五〇人にのぼっている。そのような環境の中で、高齢で基礎疾患をもつ武委員長をこれ以上勾留し続けることは生命にかかわる問題でもある。 こうしたことから、反弾圧・京滋実行委では、不当勾留を続ける京都地裁に対して、二人の即時保釈を求める緊急の連続行動に立ち上がることを決定した。最終日には実行委としての申し入れも行われた。 平日の昼間の取り組みにもかかわらず、毎日三〇人以上、最終日には八〇人近くの人々が参加した。愛知や岐阜、静岡、東京など遠隔地からも仲間が駆けつけた。 最終日の行動を終えた五月二九日の深夜、武委員長が保釈されたという知らせが飛び込んできた。さらに六月一日には湯川副委員長も保釈された。このかんの全国での闘いの成果だ。完全無罪の実現に向けてさらに闘いを強めよう。 |
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