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    9・21 大阪

  
維新政治を終わらせよう!

    大阪都構想反対集会・デモ



 
 九月二一日、大阪市内で「大阪都構想のまやかしを暴く」をテーマとした講演集会とデモが行われた。呼びかけたのは九条改憲阻止共同行動で、講師は立命館大学教員の森裕之さんだった。
 大阪では過去に一度は否決された「大阪都構想」に関して、日本維新の会の主導で一一月一日に再び住民投票が行われる。このような経緯ゆえに大阪ではこの問題への関心は高く、集会には約一四〇人の参加があった。
 主催者あいさつを行った仲尾宏さんは、「自助」を強調する菅政権を批判すると同時に、維新の会が保健所の統廃合を進めてきたことが、現在のコロナ禍の下での医療危機を招いていることを指摘した。
 講師の森さんは、維新の会が進める大阪都構想について、①制度的な欠陥をもつものである、②新型コロナの収束が見通せないなかで不要不急の統治機構改革を行うことは「政治的暴挙」である、という観点から徹底的に批判した。森さんは大阪市や大阪府の資料を使いながら、現在提案されている都構想がいかにでたらめなものであるのかを指摘した。また、カジノ誘致など維新の会の大阪「経済成長戦略」を厳しく批判した。そして、住民投票に勝利するために、正しい情報を分かりやすく市民に伝える必要がある、と訴えた。
 質疑応答の後、連帯労組関西生コン支部や枚方市の住民自治を考える会の方からの連帯アピールを受けた。
 集会後にはデモ行進が行われ、参加者は「まやかしの大阪都構想反対!」「カジノで市民を犠牲にするな!」とシュプレヒコールを街頭に響かせた。



 

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