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    10・8 大阪

  
不当判決徹底弾劾!

   関生弾圧を許さず闘おう!



 一〇月八日、大阪地方裁判所前には、早朝から多くの労働者たちが集まっていた。この日、延べ八九人の逮捕という連帯労組関西生コン支部に対する一昨年来の未曾有の大弾圧に関する最初の判決が予定されていたからだ。
 この日の裁判は、大阪第二次弾圧事件と呼ばれているもので、大阪の二つの事業所でのストライキが「威力業務妨害」とされ、現場にいなかった組合執行部のメンバーが逮捕された事件をめぐるものでる。それはまさに、「共謀罪型弾圧」と言うべきものであった。
 「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」の呼びかけに応え、朝八時から大阪地裁前での行動が始まった。連帯労組関生支部への大弾圧を自らにかけられた攻撃と捉える様々な労働組合、市民団体、個人が、関西のみならず、東海地方や首都圏からも駆けつけた。
 当該の仲間を法廷へと送り出した後、各地の仲間からのアピールを受けつつ、午前一〇時に始まった裁判の結果を待つ。そこに「不当判決」の一報が入った。大阪地裁前の公園に集まった仲間はただちに、この不当判決を弾劾するシュプレヒコールをあげた。
 裁判の対象となっていた二人の仲間に対する判決は、いずれも懲役二年六カ月、執行猶予五年という不当極まりないものだった。
 弁護団は「内容的にとんでもない判決だ」、「労使関係がない企業に対する行動は許されないというもので、関生支部がこれまで取り組んできた産業政策運動、企業横断的な労働運動を否定するものだ」と述べ、ただちに控訴の手続きをとったことを明らかにした。
 検察の主張を丸のみした判決に、集まった労働者たちは「不当判決糾弾!」「裁判所は憲法・労働法を守れ!」など怒りのシュプレヒコールを響かせた。
 資本と国家権力、司法までもが一体となった労働組合つぶしを許してはならない。弾圧を粉砕し、完全無罪の実現に向けて闘おう。



 


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