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    10・11 大阪

  
オリンピック、万博、都構想の中止を!

   開発ではなく、人々の生活保障を


 
 一〇月一一日、「五輪・万博・都構想いらない!」を掲げて、大阪市内で集会とデモが行われた。主催したのは、このかん東京オリンピックの開催に反対して大阪で講演集会やデモを呼びかけてきた「東京オリンピック・パラリンピック反対! 実行委員会」である。
 今回の集会のメインは、神戸大学教員の原口剛さんの講演で、「開発主義の暴力を解体するために」と題するものだった。
 原口さんはその講演で、「開発主義そのものが災害の源ではないのか」と問いかけ、オリンピックや万博などのメガイベントは「都市開発を正当化する装置」だと指摘した。そして、ジェントリフィケーション批判、軍事化への批判、インフラへの問い、という観点からオリンピックなどを利用した大規模都市開発を批判した。
 原口さんは、オリンピックなどのメガイベントが強制立ち退きなど人々の居住権を侵害してきたこと、同時にそうした都市開発が公有地の私有化や都市空間の軍事化を伴って進められてきたこと、人間と自然への暴力であることを指摘した。そして、オリンピックを開催させないために、もっと多くの実践、学習会を行っていこうと訴えた。
 休憩をはさんで連帯労組関西生コン支部からのアピールが行われ、続いてコロナ生活補償を求める大阪行動の方がこのかんの大阪府・大阪市に対する取り組みを報告し、コロナ禍の影響を受けている人々の生活よりも、都構想や万博を優先する維新の会の政治を当事者の立場から鋭く批判した。
 集会ではまた、釜ヶ崎センター開放行動、京都市役所前座り込み行動、リニア市民ネット・大阪の方からのアピールを受けた。
 参加者はその後、大阪の繁華街である梅田までデモ行進を行い、東京オリンピックの中止、大阪都構想反対などを訴えた。



 


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