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   10・30 大阪

  
岩国労働者実が学習会

     岩国基地の歴史と現状

 
 一〇月三〇日エル大阪で、岩国・労働者反戦交流集会実行委主催の学習会が開催された。
 例年、岩国行動に向けて実行委員会のスタート集会を取り組んでいるが、今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で延期されていた。学習会は2020岩国行動を前に、岩国基地の歴史と現状を改めて学ぼうという趣旨で開催された。
 実行委員会の南事務局長からパワーポイントを使って、岩国基地の歴史が説明された。一九三七年に海軍呉鎮守府により接収されたところから岩国基地の歴史が始まった事から説き起こした。一九四〇年に航空隊基地として開設され、第二次世界大戦では一九四五年八月一四日に大規模な空襲に遭った。
 敗戦後はアメリカ海兵隊に接収された。朝鮮戦争では、米軍・英軍の出撃拠点となり、ベトナム戦争でも岩国基地の米軍が参加し、戦場から帰ってきた兵士たちによって治安が悪化した。一九九〇年の中東湾岸戦争では岩国基地は中継拠点として利用された。
 そしていま、岩国基地は新たな戦争に向けて大強化が進んでおり、すでに北東アジア最大の航空基地となっている。岩国基地は戦後一貫して米軍にとって重要な軍事拠点として位置づけられていることが明らかにされた。
 後半の提起では、基地周辺の住民の被害、そして二〇〇六年の住民投票以降の闘いの歩みが解説され、岩国市民の闘いが粘り強く続けられていることを報告した。全国から労働者反戦闘争に結集し、岩国市民の闘いを支えようと呼びかけた。
 2020岩国行動を全力で闘い、成功させよう。



 


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