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    11・1 東京

  
先制攻撃許すな 菅政権打倒

    反戦闘争実が渋谷で集会・デモ


 一一月一日午後、渋谷区勤労福祉会館で、「『敵基地攻撃』―先制攻撃を許すな 安倍の戦争国家づくりを継承する菅政権を打倒しよう 11・1反戦改憲阻止集会・デモ」が取り組まれた。主催は「有事立法―改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会」(反戦闘争実)。
 午後一時三〇分より集会が開始された。司会からの主催者挨拶に続いて、琉球民族遺骨返還請求訴訟原告団長の松島泰勝さんがアピールを行った。
 松島さんは、「京都大学は、琉球人やアイヌ、朝鮮人などの遺骨を墓から盗んだままいまだに返そうとしていない。戦前、研究者は遺骨の頭蓋骨を計測して、『日本民族の優秀性』を立証しようとした。そして現在では『ゲノム研究』のためと称して遺骨を砕いて電子顕微鏡で観察し、日本人のルーツ探しや、医療薬開発のために利用している。私たちは先住民族の権利として遺骨返還裁判を行っている。ぜひとも注目していただきたい」と語った。
 次に、「パトリオットミサイルはいらない! 習志野基地行動実行委員会」の吉沢弘志さんが、「『敵基地攻撃』とオスプレイの首都圏飛行訓練」と題する約一時間の講演を行った。
 吉沢さんは、木更津基地への「暫定配備」が決定されたオスプレイの構造的欠陥による墜落の危険性や、騒音被害の問題、日米軍事一体化にとどまらず、オスプレイ配備が「敵基地攻撃能力」保有策動と密接に関係しているということを、パワーポイントを使って詳しく説明した。
 吉沢さんは講演の最後に、「オスプレイいらない! 習志野・八千代・船橋ネットワーク」主催の「11・7オスプレイいらない! 市民集会」への結集を呼びかけた。
 続いて、破防法・組対法に反対する共同行動の石橋新一さんが、「新型コロナウイルスとオリンピック下の治安弾圧」と題する講演を行った。
 石橋さんは、菅政権のコロナ禍における「惨事便乗型」治安弾圧強化の攻撃を批判し、来年の五輪開催強行に伴う治安管理のエスカレートとの対決を訴えた。
 休憩後には、主催者からカンパアピールが行われ、講師への質疑応答が活発に行われた。
 その後、日韓民衆連帯委員会、アジア共同行動日本連絡会議、反戦反天皇制労働者ネットワークから連帯アピールが行われた。
 主催団体、労活評と派兵反対実が決意表明を行った。派兵反対実は、コロナ禍を利用した治安管理強化の動きと対決すること、沖縄人民に連帯して辺野古新基地建設阻止を闘うこと、反戦反基地闘争として、アジア共同行動のよびかける11・28―29岩国行動への結集を呼びかけた。
 最後に「11・1反戦改憲阻止集会宣言案」が読み上げられ、全体の拍手をもって採択された。
 その後、参加者は「日米安保粉砕!」「九条改憲を許さないぞ!」「菅政権を打倒するぞ!」などのシュプレヒコールを上げながら、渋谷駅周辺デモを行った。


 


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