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    11・22 東京

 
米軍・自衛隊参加の防災訓練に異議あり!

  監視・抗議行動取り組まれる



 一一月二二日、東京北区で防災訓練が強行された。「東京都総合防災訓練に反対する実行委員会2020」は、東京都と北区に対する申し入れ、交渉を行い、去る一一月七日には、かつて軍都であった北区の戦跡や、今回の訓練会場の一部である自衛隊十条駐屯地等を巡るフィールドワークを行うなど、取り組みを重ねてきた。
 とりわけても今年は新型コロナ感染症拡大下であり、防災に名を借りた戦争動員訓練を平素通りに強行して軍・官・民の大勢を接触させることは、感染対策と大きく矛盾している。
 反対実は当日、訓練会場入り口である北区立中央公園(王子野戦病院跡)前での抗議情宣を行なった。われわれの頭上を自衛隊の探索機U―125Aやヘリが、騒音を上げて旋回する。今回はさすがに一般見学者を無制限に招き入れることはせず、「事前応募をした北区在住者のみ限定抽選二五〇名」との制限があり、北区在住の反対実メンバーが「見学」監視を行った。
 午後二時から北十条台区民センターにおいて、反対実の報告集会を開催。五〇名の参加があった。
 訓練会場監視に入った二名の仲間が持ち帰った「お土産」は、長机二台に並び切れないほど大量であった。今年も目を引いたのは自衛隊によるPRパンフの数々である。東京都との交渉・北区との交渉・七日行なった北区フィールドワーク・当日の訓練監視行動が映像を交えて報告された。続いて、反対実が二〇〇〇年ビッグレスキュー以来課題とし続けてきた9・1関東大震災時朝鮮人虐殺犠牲者追悼式をめぐる問題について加藤直樹さんから、安倍―菅政権下で進む大軍拡問題について杉原浩司さんから、都民ファーストが画策する罰則付きコロナ都条例の問題について渥美昌純さんから、報告発言があった。
 大規模災害を想定しているものの、軍・官・民が一体となってことにあたり、命の選別を行い、一方で差別排外主義煽動を行う、まさに戦時訓練である東京都総合防災訓練に反対の闘いを続けよう!



 


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