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    11・23 大阪

  
関電は老朽原発を再稼働するな!

     美浜町に向けてリレーデモ出発


 政府と関西電力は四〇年超えの老朽原発である美浜原発三号機、高浜原発一号機の再稼働に向けた動きをいよいよ強め、一〇月下旬からはいわゆる「地元同意」のプロセスに踏み出してきた。
 こうしたなかで「老朽原発うごかすな! 実行委員会」は、老朽原発再稼働阻止に向けた世論を拡大し、より多くの人々の行動への立ち上がりを訴えるために、大阪の関西電力本店前から美浜町に至るリレーデモを企画した。その出発集会が一一月二三日に関西電力本店前で取り組まれた。
 主催者あいさつに立った福井県小浜町の中嶌哲演さんは、「地元同意」が美浜町と高浜町、福井県のみという極めて狭い範囲でなされようとしているなかで、福井と関西の私たちが団結して危険な原発を止めようと訴えた。中嶌さんはさらに、「後から来る者たちのために」という詩を紹介し、「老朽炉を止めるために、皆さんと力を尽くしていきたい」と結んだ。
 また、老朽原発の地元からの発言として、「原発住民運動福井・嶺南センター」の山本雅彦事務局長は、「地元同意」を取り付けるためのこのかんの関電や関電出身議員の動きを紹介しつつ、「まだ止めることができる。老朽原発を何としても止めるために力を合わそう」と訴えた。
 その後、福島からの避難者、関西の市民団体や労働組合、東京をはじめ各地から参加した人々など様々な個人・団体のアピールが続いた。
 「老朽原発を廃炉に追い込み、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!」と結ばれた出発宣言を採択したのち、参加者は西梅田公園に移動し、一二月九日までのリレーデモに出発した。
 政府・関電は美浜三号機の来年一月中の再稼働をもくろんでいる。これを許さず、四〇年超えの老朽原発の再稼働を何としても阻止するために、全力で闘おう。




 


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