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   3・28芝山現地闘争に結集しよう
     市東さんの農地を守り抜こう

    空港機能強化反対

                    




 三里塚芝山連合空港反対同盟は三月二八日に芝山現地闘争を呼びかけています。この呼びかけに応え、3・28芝山現地に結集しよう。

 ●1章 12・17不当判決弾劾

 東京高裁は昨年一二月一七日、請求異議裁判控訴審において、まったく不当な判決を出しました。空港会社を全面的に擁護し、「(空港会社の)強制執行申し立てが権利濫用にあたるとか過酷執行であると認めることはできない」と言い放ちました。民事裁判による「強制収用」というべき農地強奪を司法権力が認める判決です。絶対に許せません。
 反対同盟と支援は判決直後から市東さん宅離れ―決戦本部に泊まり、「座り込み」の体制に入りました。私たちはこの闘いを継承・発展させ、反対同盟とともに農地強奪阻止を闘います。
 千葉地裁による執行停止の仮決定は本年三月末日が期限です。三月二八日の芝山現地闘争は市東さんの農地を守り抜く決意を内外に示す闘いです。

 ●2章 空港機能強化反対

 コロナ感染が世界的に拡大している状況のなかで、成田空港の利用が激減しています。成田を拠点とするLCC「ジェットスター・ジャパン」は出発便を減らしても搭乗率が上がらないために、成田―庄内線の廃止を発表しました。中距離LCC「ジップエア・トーキョー」の成田―ホノルル線は利用率が一割に満たないまま、二月からの運休を決めています。
 そもそも昨年の訪日外国人客数は、昨年初めに政府が目標としていた四〇〇〇万人の一〇分の一です。昨年一二月の訪日外国客数は前年度同月比で約98%減でした。
 空港機能強化どころか、空港そのものの存在意義が問われている状況です。しかし空港会社社長田村は本年の年頭あいさつで「成田国際空港の更なる機能強化を最優先課題で取り組んでまいります」と語っています。これほどペテン的な言辞はありません。
 空港周辺住民の感情は不安と怒りで満ち溢れています。コロナ禍が収束する兆しも見えない中での空港会社の大言壮語は、住民を愚弄するものです。深夜早朝便の運行、第3滑走路建設をはじめとする空港機能強化で苦しむのは周辺住民です。
 芝山現地闘争は、このような状況にある空港周辺の住民に訴え、空港機能強化策のデタラメを暴露し宣伝する闘いです。

 ●3章 芝山町長相川の集会妨害を許すな

 反対同盟が集会会場として芝山文化センターを借りる手続きに行ったところ、なんと、町役場は相川町長の判断で会場を貸すことができないと言ったのです。その理由は「空港反対派だからだ。町の中心部で集会が行われると不安に思う住民がいる」というものです。
 こんなデタラメを許してはなりません! 空港に反対か賛成かということは、地域住民が申請する会場使用を断る理由にはなりません。
 町長である相川はかつて自身が「反対同盟」に所属していたという歴史を払拭すべく、反対同盟そのものを潰そうとしていると言われています。また、空港機能強化は相川が積極的に主張してきたことであり、いま、住民に不安が拡大してはまずいという政治判断が働いたことは間違いありません。
 しかし、相川町長の立場や信条がいかなるものであっても、空港に反対するという思想・信条に介入しこれを妨害するという権利は町長には一切ないはずです!
 芝山現地集会は、会場貸し出しを妨害して明確に空港反対運動の敵対者となった芝山町長相川を弾劾する闘いでもあります。
 すべての同志・友人の皆さん! 3・28芝山現地闘争に決起しよう!


 


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