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■冬期一時金カンパを呼びかけます 共産主義者同盟(統一委員会) 闘う労働者階級人民の皆さん! 『戦旗』読者の皆さん! 共産同(統一委)より冬期一時金のカンパを呼びかけます。 コロナ失政によって退陣に追いこまれた菅義偉に代わり登場した日帝―野田政権は、「新しい資本主義」なるものを打ち出し、これまでの新自由主義政策で、富裕層優遇と労働者人民の無権利化・貧困化を進めてきた安倍、それを引き継ぐ菅との違いを言葉上では打ち出してきました。岸田は当初は「分配なくして成長なし」、「同一労働同一賃金の徹底」などを謳っていましたが、その実態はアベノミクスの焼き直し=継承でしかないことが明らかとなっています。 岸田政権は、安倍・菅の「インド太平洋戦略」を継承して、「台湾海峡」の軍事緊張をことさらに煽動し、中国や朝鮮民主主義人民共和国に対する戦争準備を進めています。岸田はまた「あらゆる選択肢を検討する」として、敵基地攻撃能力の保有も狙っています。極右ファシスト=高市早苗を政調会長に据えた自民党は、防衛費のGDP比2%、一〇兆円という大軍拡予算を衆院選の選挙公約で明らかにしています。そしてコロナ禍の中でも辺野古新基地建設を強行し続け、さらに宮古島へのミサイル弾薬搬入を強行し、琉球弧の軍事要塞化を急速に推し進めています。今秋には隊員一〇万人を動員した二八年ぶりといわれる陸上自衛隊大演習を強行しました。日米安保強化―日米軍事一体化が進んでいます。陸自大演習には民間輸送会社もさまざまな形で動員され、戦時の総動員体制づくりと、「デジタル化」を名目とした人民への治安管理強化=超監視社会化が一体のものとして進められています。 衆院選で単独過半数を獲得した自民・公明は、体制を右から補完する「日本維新の会」とともに、コロナ禍を口実とした「緊急事態条項」導入などの改憲攻勢をかけてくることは明白です。 大軍拡と改憲、新自由主義政策を推し進める岸田自公政権を労働者階級人民の総決起で打倒しなければなりません。 私たちは、戦争と改憲に突き進む自公政権との対決を、野党共闘の推進=選挙運動のみに収斂させるのではなく、日米安保の実態としての軍事基地強化との対決、とりわけ現地で粘り強く反対運動を闘う住民との結合強化を軸にして進めてきました。私たちは今後も、辺野古新基地建設阻止闘争、岩国基地強化との闘い、京丹後Xバンドレーダー基地撤去闘争、航空自衛隊築城基地強化反対運動など反戦・反基地・反安保闘争を全力で闘います。 反戦の砦=三里塚では、反対同盟員・市東孝雄さんの農地の強制執行攻撃が迫っています。日本反帝戦線三里塚現闘団、行動隊を先頭に実力阻止態勢を堅持して闘います。美浜三号機、東海第二原発など、危険極まりない四〇年超え老朽原発の再稼働阻止を闘います。 階級的労働運動、青年・学生運動の戦闘的再生のために全力で奮闘していきます。被抑圧人民・被差別大衆の解放闘争に連帯し共に闘います。 プロレタリア国際主義の旗を掲げ、全世界の労働者階級人民との連帯を促進していきます。 これらの活動を進めていくためには多額の費用が必要です。コロナ禍による賃下げや雇い止めが進行する中ですが、共産同(統一委)より冬期一時金の圧倒的なカンパを呼びかけます。 【カンパ送り先】 書留 東京都足立区綾瀬7―2―11(戦旗社) 郵便振替 00180―4―176133(戦旗社) |
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