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     9・25 千葉

   第三滑走路粉砕を掲げ集会・デモ


   

 九月二十五日朝、千葉市中央公園において、第三十四回耕作権裁判闘争に先立って、集会と千葉市内デモが行われた。
 午前九時より、三里塚芝山連合空港反対同盟事務局の伊藤信晴さんの司会で集会が開始された。
 伊藤さんは「反対同盟はこの間、市東さんの農地法決戦を基軸にしながら、第三滑走路粉砕をかかげ、周辺情宣にも取り組んできた。10・8全国総決起集会の大爆発をかちとるなかで、市東さんの農地法決戦をさらに発展させていこう」と語った。
 次に反対同盟事務局の萩原富夫さんが「市東さんの家族が代々百年にわたり耕してきた農地を不法耕作だと訴えてきた空港会社に対して、十一年にわたりたたかってきた。現に耕している農地であるにもかかわらず、公共の名の下に農地を取り上げる不当性は明らかだ。反対同盟は農業破壊、農民追い出しによる空港建設に反対してきた。空港によって地域が潤うというデマで住民を黙らせて、騒音地獄を押し付ける空港会社や政府とたたかってきた。十月八日にはわが家の畑で集会を行う、ぜひ結集を」と語った。
 つづいて、動労千葉、関西実行委、市東さんの農地取り上げに反対する会が、それぞれ発言を行った。
 集会の最後に、参加者全員で「市東さんの農地を守り抜くぞ!」「耕作権裁判闘争に勝利するぞ!」「第三滑走路を阻止するぞ!」などのシュプレヒコールをあげ、反対同盟を先頭に千葉地裁へ向けたデモに出発した。
 千葉地裁至近を通るデモ隊は、反対同盟宮本麻子さんが握るマイクの声に合わせ、「内田裁判長は真実にフタをするな!」「空港会社の文書偽造を許さないぞ!」「強制執行を許さないぞ!」などのシュプレヒコールを千葉地裁へ向けて叩きつけていった。
 デモ終了後、参加者は耕作権裁判傍聴闘争のため、千葉地裁へと移動していった。



 

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