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■1・7反対同盟、07年第一波の「用地内」デモと旗開き

 

一月七日、〇七年第一波のたたかいとして三里塚芝山連合空港反対同盟主催の新年デモと旗開きがたたかわれた。

●@「用地内」を意気高くデモ行進

新年デモの出発点は、市東孝雄さん宅南側の開拓道路からだ。出発前に、打ち合わせがおこなわれた。

はじめに、司会の伊藤信晴さんが、昨年は「市東さんを先頭に農地強奪を打ち返す準備を整えた。改憲情勢のなか最先頭でたたかおう」とあいさつした。

つづいて、北原鉱治事務局長が、「〇七年も勝利を目ざしてたたかう。3・25三里塚全国集会への結集を」と訴えた。

反対同盟顧問弁護団の葉山弁護士は、成田空港会社が「市東さんの農地を強奪しようとしていることに対しては、違法性を明らかにしてたたかう。天神峰現闘本部裁判を三里塚現地闘争と結合してたたかう」と〇七年裁判闘争の方針を明らかにした。

そして、鈴木謙太郎さんが「二〇〇七年 闘争宣言」を読み上げ全体の拍手で確認し、開拓道路から成田空港に向けてシュプレヒコールをあげた。

いよいよデモ行進だ。デモコースは、開拓道路から小見川県道に出て市東孝雄さん宅から団結街道に入り、天神峰現闘本部前を通って団結街道の途中で流れ解散というコースだ。反対同盟を先頭に、二期阻止全国共闘と統一委員会の隊列は、機動隊の不当な規制をはねかえして戦闘的なデモ行進を貫徹した。

●A闘争宣言を読み上げ/反対同盟、抱負語る

場所を移動し、旗開きは成田市内のレストランで開催された。

午後一時すぎ、司会の伊藤さんのあいさつで、旗開きが開始され、鈴木謙太郎さんによる「闘争宣言」の読み上げがおこなわれ、北原事務局長があいさつに立った。「昨年は、韓国の労働者・農民との交流を実現した。本年は、韓国民衆とのつながりを強くしていきたい」と抱負を語り、「市東さんの農地を奪おうとすることを許さない。三里塚闘争の勝利までたたかい続ける」と決意を明らかにした。

つづいて市東孝雄さんは「全国に三里塚をアピールするたたかいをやっていきたい。3・25にはより多くの結集をかちとろう」とあいさつした。

鈴木幸司さんは、「この一年で勝とう」とあいさつし、鈴木さんの音頭で乾杯が行なわれた。

しばらくの歓談のあと、結集した諸団体の発言がつぎつぎとおこなわれた。発言に立った二期阻止全国共闘の仲間は、昨年の改悪教育基本法の強行可決を徹底弾劾し、「たたかいはこれからです。三〜四月『日の丸・君が代』攻防をたたかおう」と提起した。そして十一月岩国国際集会の勝利の報告をおこない三里塚とともに国際連帯のたたかいを推進していく決意を明らかにした。

共産主義青年同盟学生班協議会の同志は、昨年三里塚において「多くの学生の参加のもと北原さんとの交流会をおこなった」ことを報告し、「今年も三里塚闘争に多くの学生の参加をかちとっていく」とアピールした。

共産同(統一委員会)の同志は、イラク情勢の泥沼化のなかで、ブッシュが大敗北を喫しており、その米帝―ブッシュに日帝―安倍政権が追随していることなどの情勢を提起し、国際階級闘争のなかでわれわれが存在してたたかっている意義を明らかにした。そして「三里塚の実力闘争をもって暫定滑走路北延伸攻撃をうち砕く。3・25三里塚現地に総力で結集する」と決意表明した。

旗開きの最後に萩原進事務局次長がまとめの発言をおこなった。三里塚闘争がたたかいぬいてきた地平を語りつつ、「厳しいたたかいと言うが、敵も追い込まれている状況にある。二〇〇七年、安倍政権打倒を民衆に大胆に訴えていこう。3・25集会を成功させよう」と訴えた。

最後に、全体で団結ガンバローをおこない、勝利に向けたたたかいの決意をうち固めて、旗開きはしめくくられた。

 

 

 

 

 

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