共産主義者同盟(統一委員会)

 

■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■主要論文

■綱領・規約

ENGLISH

■リンク

■声明・論評

 

□ホームに戻る

■改悪教育基本法を許さず「日の丸・君が代」強制反対へ/都教委包囲・首都圏ネットが集会

 

 二月三日、東京・千代田区の日本教育会館一ツ橋ホールにおいて「やらせ改悪教育基本法を許さない! 『日の丸・君が代』強制反対! 2・3総決起集会」が、「石原・中村都教委の暴走をとめよう! 都教委包囲・首都圏ネット」の主催で開催された。

 昨年十二月五日、日帝―安倍政権は国会前での「教育基本法改悪反対」の声を無視して、参議院で改悪教育基本法を強行採決した。日帝―安倍は、教育の場で「愛国心」を強制し、「戦争のできる人づくり」をしようとしているのだ。このような情勢のもと、たたかう教育労働者は、昨年の国会前でのたたかい、九月二十一日東京地裁での「予防訴訟裁判」で「日の丸・君が代」強制は「違憲・違法」という勝利判決の地平をもって、たたかいつづける決意を固めている。本集会は、北海道から九州まで全国各地から教育労働者を先頭に市民・学生・労働者ら五百五十名が結集し、改悪教育基本法下で「日の丸・君が代」強制反対をかかげて卒・入学式闘争に決起する決意を明らかにするために開催された。

 午後六時すぎ、集会は開始された。はじめに主催者あいさつに都教委包囲・首都圏ネットの見城さんが立った。昨年は教育基本法改悪阻止の「国会前でのたたかいを展開し、多くのたたかいがそこに結集した」とたたかいの成果を確認し、「改悪教育基本法が成立したが、たたかいつづける。憲法改悪阻止のたたかいと結合してたたかう」とこれからもたたかいつづける決意を明らかにした。

 つづいてたたかいの報告がつぎつぎとおこなわれた。教育基本法改悪反対闘争や、予防訴訟9・21判決について、被処分者の会の発言、そしてさまざまな裁判闘争の報告がおこなわれた。なかでも教育基本法改悪反対をかかげて国会前でリレーハンスト&座り込み行動の報告では教育労働者と市民の方二名がそれぞれ発言。国会前のたたかいに「日本全国から多くの人が参加して、ともにたたかいぬいた」ことから、「文字通り、国会前に拠点を作った」。「改悪教育基本法が成立したが、敗北感を感じていない。これこそが成果です」と、たたかいが前進している確信を力強く明らかにした。

 休憩をはさんで後半は、卒・入学式にむけた取り組みの方針や、連帯発言がおこなわれ、集会決議を採択し、最後に団結ガンバローで集会はしめくくられた。

 

 

 

 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006-2007, Japan Communist League, All Rights Reserved.