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■3・17 神奈川/いらない第一軍団、異議あり!米軍再編法=^座間と相模原を結ぶデモ行進

 

 三月十七日、神奈川の座間市で「いらない! 第一軍団 異議あり! 米軍再編法 相模原と座間を結ぶ3・17市民行動」がたたかわれた。主催は、「神奈川平和運動センター」「第一軍団の移駐を歓迎しない会」「基地撤去をめざす県央共闘会議」「相模原補給廠の返還を求める市民の会」の四団体だ。

 日帝―安倍政権は、〇七年度予算案に在日米軍再編関係経費を組み込むとともに、在日米軍再編特措法案を国会に上程し、憲法改悪にむけた「国民投票法案」を会期中に強行成立させようとしている。

 キャンプ座間がある神奈川においても、基地強化を図る動きが相次いでいる。横須賀市議会は市民の声を無視、住民投票条例案を否決して、原子力空母の横須賀配備を受け入れるという選択をした。池子米軍住宅の追加建設計画もある。厚木基地には、空母艦載機の移駐と引き換えに、岩国から自衛隊機十七機が移駐してくることが計画されている。このように在日米軍再編は、基地周辺住民に対する基地被害の押し付けとともに、基地機能の強化であり、米軍と自衛隊が文字通り一体となって侵略反革命戦争にうってでる体制を構築するものだ。この攻撃に対し、沖縄や、岩国、座間など全国で反戦反基地闘争がたたかわれている。

 3・17市民行動では、二つの会場にわかれて集会が開催された。第一会場の相武台一丁目公園には二百人が、第二会場の谷戸山公園には百人が結集した。アジア共同行動首都圏でたたかう仲間は、第一会場の集会に参加した。

 午後二時前から集会が開始され、主催団体それぞれから、在日米軍再編に反対する決意が明らかにされる。とりわけ、在日米軍再編関係経費ならびに在日米軍再編特措法案には、基地のある自治体の首長の協力度によって再編交付金の支出を決めることなどが盛り込まれているという、米軍再編を受け入れれば「アメをやる」といったごう慢な態度に対する怒りが訴えられた。そして、結集した住民団体、自治体労働者、市民団体の発言がおこなわれた。

 集会宣言では「本日の行動を機に、改めてキャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部、自衛隊の中央即応集団司令部移駐の撤回にむけて、持てる力を全て結集し、闘い抜きます」と力強い決意が宣言され、参加者全員の拍手で採択された。

 最後に、団結ガンバローとシュプレヒコールで集会がしめくくられ、いよいよデモ行進に出発だ。第一会場と、第二会場から同時にデモ隊列が出発し、キャンプ座間ゲート前で合流し、申し入れ行動を行って、座間公園までデモ行進するという形態だ。キャンプ座間ゲート前にさしかかると、代表団が申し入れ行動を行う。代表団と連動してデモ隊列はゲート前で力一杯シュプレヒコールをあげた。そして、座間公園までのデモ行進が貫徹された。

 

 

 

 

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