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■3・21イラク反戦・米大使館抗議/日比谷★

 

 三月二十日、米帝によるイラク侵略反革命戦争が開始されてから丸四年がたった。イラクではいまなお戦闘がつづけられ、泥沼化の一途をたどっている。この日を前後して、アメリカをはじめ世界でイラク反戦の行動がたたかわれた。日本においても全国各地で、米帝ブッシュと日帝―安倍政権に対する反戦・反基地闘争が取り組まれた。

●米大使館抗議行動に決起★

 三月二十一日、反戦闘争実とアジア共同行動のたたかう仲間は、アメリカのANSWR連合の呼びかけるイラク反戦の同時行動に応えるたたかいとして、米大使館抗議闘争に決起した。

 午前十一時半前、権力機動隊の不当な規制と対峙しつつ、米大使館に対する抗議行動を開始した。まず司会が、「イラクでの米兵の死者は、三千人を超え、イラク人民の犠牲者も増えるいっぽうだ。こうした状況のなかで、アメリカの中間選挙でブッシュ政権が敗北を喫するというブッシュに対する批判の高まりがあらわになっている。われわれは、イラク反戦をたたかうとともに、朝鮮民主主義人民共和国に対する戦争重圧として強行されようとする米韓合同軍事演習に対しても反対の声をあげよう」と提起した。そして、参加者全員が米大使館に向けて、怒りのシュプレヒコールをあげた。

 つづいて、アメリカANSWR連合から寄せられたメッセージが代読され、拍手で確認し、安保―沖縄共闘、労闘・労活評など結集した諸団体から、つぎつぎとたたかいのアピールがかちとられた。派兵反対実の仲間は「ブッシュの戦争犯罪を徹底糾弾する。イラクから米軍は全面撤退すべきだ」と訴えた。アジア共同行動日本連共同代表の鴨井さんは「米帝の侵略戦争を許してはならない。さらに、米帝と一体となって戦争体制を構築しようとする日帝―安部政権を許さず打倒しよう」と呼びかけた。反侵略アジア学生共同行動の学生は「現在も、航空自衛隊が中東に派兵され、米軍の物資をイラクへ輸送している。米軍をささえる自衛隊を許さず、自衛隊の撤兵を掲げてたたかおう」と訴えた。

 いよいよ抗議・申し入れだ。代表者三名と撮影者二名が米大使館の正門前まで移動した。応対に出てきた米大使館の職員に対し、代表者三名それぞれから、抗議申し入れ書が読み上げられ手交された。そして、ふたたび隊列に戻ってシュプレヒコールをあげ、抗議行動を終えた。

●日比谷野音に結集しデモ行進★

 午前中の米大使館抗議行動につづいて、反戦闘争実とアジア共同行動のたたかう仲間は、「WORLD PEACE NOW」が主催するイラク反戦集会に参加した。会場の日比谷野外音楽堂には、労働者・市民・学生など二千人が結集した。反戦闘争実の仲間は、ぞくぞくと会場に集まってくる労働者人民に「改憲阻止! 米軍再編反対! 沖縄連帯! 4・30反戦行動」への結集を訴えるビラを手渡した。

 集会では、日本消費者連盟、中東問題に詳しい法政大学教授の奈良本さん、ジャーナリストの郡山さん、原子力空母横須賀母港化をゆるさない神奈川県実行委員会の加藤さんなどそれぞれからイラク反戦が訴えられた。そして「寿」によるコンサートがおこなわれたあと、銀座を通って、東京駅付近までのパレードに出発した。

 

 

 

 

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