共産主義者同盟(統一委員会)

 

■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■主要論文

■綱領・規約

ENGLISH

■リンク

■声明・論評

 

□ホームに戻る

■4・18 東京

中小・非正規雇用労働者の春闘

労働法制改悪反対掲げ集会・デモ

 

 四月十八日「労働法制改悪反対! 中小・非正規雇用労働者の春闘をたたかいぬこう! 4・18中小春闘集会」と銀座デモがたたかいぬかれた。冷たい雨が降る中、会場の中央会館に労働者が続々と結集し、午後六時半に集会が開始された。

 主催者挨拶を全国一般全国協東京南部の中島書記長がおこなった。「労働法制の改悪、労働ビックバンという攻撃とたたかい、07春闘をたたかおう」とのべた。来賓として労働弁護団の棗弁護士が「政府―財界は参議院選挙後に労働ビックバンの攻撃をねらっている。労働規制緩和―撤廃を許さない運動を」とのべた。次に現場からの報告がおこなわれた。全日建からはセメント労働者の長時間労働の実態と組合つぶしに勝利した報告がなされた。全国一般東京南部からは外国人労働者に対する「雇用対策法」の改悪によるまったく不当な差別、人権侵害の攻撃に対するたたかいがよびかけられた。

 次にかけつけた社民党保坂議員から「国民投票法、米軍再編法、少年法の改悪と次々と法案がとおっている」、これを許さずにたたかおうという来賓挨拶をうけた。

 神奈川シティーユニオンの仲間と韓国人権センターのゲストの「残業つづくよいつまでも」という替え歌を会場全体で歌ったあと、現場報告の二部がおこなわれた。全統一外国人労働者分会から外国人実習生、研修生の労働法令違反の実態が報告された。また、ジャーナリストの安田さんから「国際交流の美名のもとに安い賃金の労働者として使いすてている実態」も報告された。郵政ユニオンからは郵政民営化のなかでユウメイトを切り捨てている実態が報告され、4・28の勝利をうけてたたかうという決意が明らかにされた。国労佐賀闘争団からは「納得のいく解決に向けてたたかう」と報告された。埼京ユニオンからは介護労働者の実態と少数派労組のたたかいが報告された。

 この後、集会アピールを会場全体で採択し、シュプレヒコールの練習をおこなった後、中岡全国一般全国協委員長の「現次世代の結合で集会は成功した。恒例となった銀座デモをたたかおう」という閉会挨拶、東部労組菅野書記長の音頭で「団結がんばろう」をおこない、デモに出発した。ふりしきる冷たい雨のなかを銀座から日比谷公園までのデモがたたかいぬかれた。07春闘を中小労組を中心としてたたかいぬき、労働法制改悪阻止へたたかってゆこう。

 

 

 

 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006-2007, Japan Communist League, All Rights Reserved.