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■郵政4・28裁判勝利報告パーティー

 元原告団と弁護団・支援集い勝利を喜び意義確認し合う

 

 二月十三日の最高裁決定によって、二〇〇四年六月の高裁判決の無効確認、「原告らへの懲戒免職を取り消す、無効を確認する」「公社職員としての地位を確認する」という歴史的な勝利が勝ち取られた。これをうけて、四月十七日午後六時半京王プラザホテルで「郵政4・28裁判勝利報告(パーティ)」が元原告団の主催でおこなわれた。

 会場には七名の元原告、六名の元弁護団の全員が参加し、多くの支援者が参加した。どの顔も勝利の笑顔であり、会場中でおめでとうの挨拶がかわされた。

 元原告の徳差さんの司会で集会が開始された。大津からかけつけた松岡さんの音頭で乾杯がおこなわれたあと懇談となり、用意された飲み物や食事をとりながら会場のあちこちで話がもりあがった。

 次に壇上に七名の元原告があがり、全員が発言をおこなった。斎藤、庄野、神矢、黒瀬、徳差、名古屋、池田の元原告七氏は「勝利の喜び」「判決をうけながらも、保障について交渉に応じない郵政公社への怒り」「職場における仲間との交流や仕事の喜び」そして「これからもたたかっていく」決意をそれぞれのべた。そして「支援にたいする感謝」をあきらかにした。元弁護団の六名(虎頭、伊東、鈴木、大口、遠藤、和久田)の各氏も「正直、大変に困難なたたかいだったが勝利して本当によかった」「この勝利を生かして今後もがんばってほしい」と異口同音にのべた。二十八年間の血のにじむようなたたかい、とりわけ全逓本部(現JPU)の歴史的な裏切り以降のたたかいの困難をうちやぶっての勝利に元原告、弁護団の喜びはひとしおのようである。

 その後、ひとしきり懇談がおこなわれたあと、支援からの発言が都内六つの局の郵政労働者からおこなわれた。それぞれ、長い支援のたたかいの報告や、元原告への祝福がのべられた。また、この勝利を生かして今後も民営化などに対してたたかっていくことも明らかにされた。

 最後に参加者全員が壇上にあがり、恒例の記念写真をとって二時間の集会(パーティー)を終えた。

 二十八年間のたたかいによって、4・28反処分闘争は裁判闘争で歴史的な勝利をかちとった。だが、郵政公社はこれほど明確な事実にもかかわらず、元原告への保障について交渉に応じようとしていない。完全勝利まで、元原告を支援したたかおう。

 

 

 

 

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