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 ■5・18 宜野湾市

 県民大会に4000人結集

    沖縄労共闘、ビラ情
宣貫徹




 「復帰三六年 五・一五平和とくらしを守る県民大会」(主催=五・一五平和行進実行委員会・沖縄平和運動センター)が、五月十八日宜野湾市海浜公園沖縄県民大会(5月18日)野外劇場で開催された。

 集会前には、韓国からの海外ゲストによる太鼓の踊りも披露された。そして、五月十六日から開始された五・一五平和行進団が、西コース、東コース、南コースと続々と集結し、熱気が盛り上がる。その熱気の中、司会の山城博冶平和センター事務局長の音頭によるシュプレヒコールで集会は開始された。米軍再編粉砕! 名護新基地建設阻止! 改憲阻止! 勝利まで闘うぞー! 結集した四千名の怒りの声が響き渡った。

 主催者あいさつに立った崎山嗣幸平和運動センター議長は、「復帰三十六年、米軍再編攻撃により沖縄の軍事基地はますます強化され、事件・事故が相次いでいる。基地の島から脱却するためさらに闘いを強化しよう」と訴えた。歓迎あいさつの当地宜野湾市の伊波洋一市長は「普天間基地の辺野古移設・県内移設では問題解決にはならない。普天間基地の即時閉鎖・撤去、基地をなくすためにがんばろう」と訴えた。

 集会では、福島社民党党首、喜納沖縄社大党委員長、照屋寛徳衆議院議員、山内徳信・糸数慶子両参議院議員からの連帯あいさつがなされた。さらに、教科書・米軍事件の二つの県民大会爆発を牽引してきた玉寄哲永三・二三県民大会実行委員長(沖子連会長)が発言した。玉寄さんは、「沖縄の問題は、基地問題・経済格差・教科書歴史かいざんの三点セットだ。政府の勝手にさせてはいけない。沖縄の心を受け止めよ」と怒りを表明した。

 また特別報告として、神奈川から横須賀基地への米原子力空母配備阻止現地闘争への決起が訴えられた。韓国ゲストは、「今日は二十八年前の光州人民決起の歴史的な日であり、今後とも連帯して闘おう」とアピールした。

 集会はその後、各コース団長の報告と決意表明を受け、県民大会アピールを採択、ガンバロー三唱で閉じた。

 わが統一委員会―沖縄労共闘は、県民大会場前で、反革命統合三六年弾劾!五・一五沖縄解放闘争勝利を訴えるビラ情宣を断固貫徹した。

 なお、「五・一五」当日は、五・一五平和行進全国結団式を兼ねた「米軍再編NO!辺野古への新基地建設を許さない全国集会」が名護市役所前広場にて開催され、新基地受入れで利権にまみれている島袋名護市政を断固糾弾した。
 

 

 

 

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