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 ■6・11 東京

 司法相・内務相会合粉砕闘争に立つ




6.11 司法・内務相闘争(東京) 六月十一日、東京・新橋区民会館において、「司法相・内務相会合粉砕闘争」が「有事立法―改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会」の呼びかけでおこなわれた。

 集会場近くの恵比寿ガーデンプレイス内のウェスティンホテルで会合が行われており、抗議の声をたたきつけるべく集会・デモがたたかわれた。

 午後六時半すぎ、司会のあいさつで集会が開始された。はじめに、AWC日本連共同代表の鴨井さんが発言に立った。「G8サミットは、八カ国が世界の政治・経済を取り仕切ろうとするものだ。とりわけ、この司法相・内務相会合は権力を握っている者が反対する者を弾圧し抑圧していくものでしかない。反帝国際連帯を掲げ、抗議の声をあげよう」と呼びかけた。

 つづいて、反侵略アジア学生共同行動が、昼間の抗議行動を報告し、「洞爺湖現地に断固決起する」と決意を表明した。

 つぎに海外ゲストとしてフィリピンのミグランンテ・ジャパンが連帯アピールをおこなった。「G8こそが、ナンバーワンのテロリスト」だと断罪し、「G8サミットは、八人のギャングが世界の人民をどのように搾取し、弾圧するかを話し合うものだ」「わたしたちはそのようなことを座して見ることはできない。新自由主義グローバリゼーションに反対し、日本の人民、世界の人民とともに闘いに立ち上がる」「強盗会談―G8サミットに反対しよう」と力強く訴え、参加者は万雷の拍手で応えた。

 安保―沖縄共闘委は、「今日から開始された内相会合は、治安会議―対テロとして位置づけられている」「『国産テロリストの芽を摘む』と標榜して、外国人や、支援団体への監視を明確に打ち出している。弾圧体制を打ち破り、サミット闘争を闘おう」と訴えた。

 つづいて、アジア共同行動韓国委員会から寄せられた連帯メッセージをアジア共同行動日本連が代読した。そして、「G8司法相・内務相閣僚会合への抗議文」が読み上げられ、全体の拍手で確認された。

 つぎに、NOG8アクションから、「現場にかけつけて、声をあげよう」と北海道現地での闘いの決意が明らかにされた。

 最後に司会より、「後期高齢者医療制度など、福祉切り捨てという生活破壊を推し進める福田政権の支持率は急落し、危機的状況になっています。さらなるたたかいで追いつめ、福田政権を打倒しよう」というまとめで集会をしめくくり、さあデモ行進だ。

 新橋区民会館前で隊列を組み、「G8司法相・内務相閣僚会合反対」「G8洞爺湖サミット反対」の声をあげならが、デモ行進に出発する。権力機動隊の不当なデモ規制をはねかえし、ウェスティンホテルに肉薄する。デモ隊列はホテルが目視できるところで抗議のシュプレヒコールをあげた。そして、沿道の労働者・市民の注目を集めながら、渋谷の宮下公園までのデモ行進を貫徹した。
 

 

 

 

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