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 ■5・25 沖縄

 辺野古座り込み1500日集会

 現地闘争の強化を訴える沖縄・辺野古座り込み1500日集会




 辺野古への新基地建設反対!現地座り込み千五百日集会が、ヘリ基地反対協の主催で五月二十五日、辺野古の浜で開催された。梅雨とは思えない暑い日ざしが照りつける中、名護市内外から三百名余の労働者・市民が結集した。

 忘れもしない、二〇〇四年四月十九日未明。突如として襲いかかってきた那覇防衛施設局(当時)の資材置き場設置と海中機器設置策動を実力で粉砕し、以降連日の座り込みで新基地建設を阻止しぬいてきた。この間、昨年五月十八日、前代未聞の海上自衛隊掃海母艦「ぶんご」投入や単管ヤグラ攻防などを経て、SACO路線を完全に粉砕するという大勝利をかちとった。そして現在、米軍再編・「沿岸案」―V字型滑走路での新たな新基地建設攻撃としての違法・不当な「環境アセス」粉砕のための攻防が展開されている。このような中、今年五月二十七日で座り込み千五百日の節目を迎えるにあたり、新たな闘いの出発点として、今集会が開かれたのだ。

 一九九七年五月六日より現地・命を守る会のオジー・オバーたちと、五者協(北部地区労働組合)・労働者とが、ともに監視行動に入ってから十年が経過した。二〇一四年完成にむけて、危機感と暴力を丸出しにしている日帝国家権力だが、今だに新基地建設での杭一本も打たせてはいない。

 集会はまずシュプレヒコールで始まった。「新基地建設阻止!」「違法な環境アセス止めよ!」「米軍再編粉砕!」―闘う決意が響きわたる。

 主催者あいさつに立ったヘリ基地反対協の安次富代表は、「違法な環境アセス強行は、全世界での反対世論に火をつけた。われわれが海上阻止行動と監視行動を展開していることで、支援の輪が広がっている。今日は韓国からも仲間たちが参加している。命を守る会の故金城祐治さんの遺志をついで新基地絶対阻止まで闘おう!」と檄をとばした。

 連帯あいさつに移り、基地の県内移設に反対する県民会議の山城事務局長(沖縄平和運動センター事務局長)は、これまでの連日にわたる現地での闘いに敬意を表明し、県民会議の組織的な再建・強化をもって反対闘争の構築をやりきる決意をしめした。統一連・山田氏につづき、平和市民連絡会の当山事務局長が発言した。当山氏は、不当な環境アセスとの闘いの現状をリアルに報告し、現地闘争の強化を強く訴えた。

 集会はさらに、若手弁護士の結集で元気いっぱいの弁護団を代表して池宮城紀夫弁護士から、弾圧を粉砕して闘おうとの訴えがあった。また照屋寛徳・赤嶺政賢両衆議院議員、山内徳信参議院議員からも連帯のあいさつを受けた。さらに、韓国・梅香里から駆けつけた代表団四名が登壇し、アジア・韓国―沖縄のより一層の連帯を呼びかけた。

 集会は最後に、全員でガンバロー三唱を行い、新基地建設阻止を改めて確認した。その後、仮設テントでは牛汁や魚汁などが振舞われ、ステージでの音楽などもあり、団結を打ち固めた。

 

 

 

 

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