共産主義者同盟(統一委員会)

 

■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームに戻る

  ■7・19 横須賀 

 ジョージ
・ワシントン入港阻止掲げ全国から1万5千人が結集



米原子力空母横須賀母港化反対集会(7月19日)


 七月十九日、神奈川県横須賀市のヴェルニー公園において「原子力空母の横須賀母港化を許さない7・19全国集会」が平和フォーラムなどによる全国集会実行委員会の主催で開催された。

 会場近くの汐入駅のホームには集会参加者が続々と降りている。駅の改札から会場まで人波が続いている状態だ。おりからの梅雨明けで、天気は真夏の炎天下。ヴェルニー公園は、沖縄から北海道まで全国から結集した労働者・学生・市民ら一万五千人が結集し、文字通り熱気に包まれた。アジア共同行動首都圏の仲間もこの集会に結集し、集会参加者に向けて八月十六日から十七日にかけて横須賀でおこなう反戦合宿への参加を呼びかけるビラ情宣をおこなっていた。

 五月二十三日、米原子力空母ジョージ・ワシントンは、太平洋上で火災事故を起こした。鎮火に数時間もかかるという大事故にもかかわらず、軍事機密と称して事故原因などはいっさい明らかにされていない。この火災事故によって当初予定されていた八月十九日のジョージ・ワシントンの横須賀配備は一カ月延期された。危険極まりない原子炉を二基も稼動させ、侵略反革命戦争のために横須賀への配備を強行しようとするジョージ・ワシントンの入港を阻止するたたかいとして7・19闘争はたたかわれた。
 集会前には、「寿」などによる演奏がおこなわれ、午後二時すぎ、司会の「あつい思いをもって、原子力空母横須賀配備反対の声をあげていこう」というあいさつで集会は開始された。

 主催者あいさつに立った平和フォーラムの福山真劫さんは、「米軍は横須賀を原子力空母の母港にしようとしている。この暴挙を許してはならない。米軍の侵略戦争に加担してはならない」と発言した。そして、労組、市民団体、国会議員など参加者からつぎつぎと発言を受け、海外からよせられたメッセージも紹介された。

 集会アピールを参加者全員の拍手で確認し、最後に団結ガンバローで集会を締めくくった。いよいよデモ行進だ。一万五千人の長蛇のデモ隊列が、文字通り横須賀基地を包囲する形で進んでいく。基地のゲート前にさしかかると、しばらく立ち止まって「ジョージ・ワシントンの入港を阻止するぞ!」と一斉にシュプレヒコールを叩きつけた。

 米空母ジョージ・ワシントンの配備阻止に向けたたたかいをさらに強化しよう。
 

 

 

 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006-2007, Japan Communist League, All Rights Reserved.