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  7・1東京

 戒厳体制を突破し反G8の集会・デモ

 韓国学生もともに闘いぬく




東京でのG8反対行動(7月1日) 七月一日、東京・渋谷の宮下公園において、「G8洞爺湖サミット粉砕 7・1東京行動」が、有事立法―改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会の主催で闘い抜かれた。

 日帝―福田政権は、北海道洞爺湖現地と、首都東京を戒厳状態にし、いっさいの反対行動を圧殺しようとしてきた。洞爺湖現地二万人、東京二万人とそれぞれ日本全国からかき集めた警察権力により、主要な駅などで無差別な職務質問、幹線道路では、昼夜を問わず検問を強行してきた。しかし、そのような弾圧体制は、G8サミットが労働者階級人民にとって害悪でしかないことを明確にするものだ。

 この戒厳体制を突破し、北海道洞爺湖現地闘争へ総決起するたたかいとして7・1集会・デモが闘われた。

 会場の宮下公園には、労働者・学生そして、韓国からG8サミット反対行動に決起した、韓国学生も結集している。

 午後六時半すぎ、「G8の帝国主義者による強盗会談を断じて許してはならない。帝国主義打倒を掲げて闘おう」という司会のあいさつで、集会が開始された。最初に参加者全員によるシュプレヒコールがおこなわれた。

 つづいて、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが連帯発言に立った。G8サミット反対をともに闘うことを明らかにし、沖縄・辺野古や高江での新基地建設の攻撃が緊迫してきている状況を明らかにし、「辺野古現地へ多くの人が結集してほしい」と訴えた。

 反侵略アジア学生共同行動は、「G8サミットに抗議する直接行動に立ち上がる」と洞爺湖現地闘争決起の決意を表明した。

 つぎに、NO! G8ACTION JAPANの「反資本主義闘争に勝利しよう」という連帯メッセージと、反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会の「7・7から7・9反サミット闘争を闘う」という決意のメッセージが紹介され、参加者全員の拍手で確認された。

 海外からの連帯発言に、韓国学生が立った。キャンドルと「NOG8」と書かれたプラカードを掲げて発言。「米国産牛肉の輸入反対とともにG8反対を闘っている」ことを明らかにし、韓国での数十万規模での闘いの状況を報告した。そして「新自由主義グローバリゼーションに対する闘いは韓国、日本、世界の民衆にとって共通の課題です。ともに闘おう」と訴え、集会参加者はこれに万雷の拍手で応えた。

 日韓民衆連帯全国ネットワークは、「アメリカは朝鮮民主主義人民共和国の『非核化のプロセス』を進めているが、同時に米軍再編を着実に推進し、日米軍事同盟の強化を図っている」ことや、日韓FTA問題に言及し、反帝闘争をともにたたかうことを明らかにした。

 つづいて、主催者を代表し沖縄文化講座が発言に立った。「政治・経済・環境にいたる世界の行く末をG8が会合でかってに決めようとしている。このような異常な事態を許してはならない。反G8サミットをかかげ闘おう」と訴えた。

 すべての発言を拍手で確認し、シュプレヒコールで集会をしめくくり、いよいよデモ行進だ。戒厳体制を跳ね返し、渋谷一帯に「G8サミット反対」の声を響かせるデモ行進は、沿道の労働者・市民の注目を集めた。渋谷一周のデモ行進を終え、宮下公園に到着した隊列は、労闘・労活評の「世界各地で、反帝闘争が闘われている。このたたかいに連帯していこう」という発言をうけ、最後にシュプレヒコールをあげてこの日の闘争を終えた。

 

 

 

 

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